時代が変わるとともに、いろんなものが変化をしていますが……
実は、見えない世界、神様の世界も、時代に合わせて、変化をしている〝部分〟があります。
変化をしているのは、そんなにたくさんではありません。
ちょっとした部分です。
たとえば、座敷わらしです。
昔の座敷わらしは1軒の家にずっと滞在していました。
現代もその方法で家運を上げてくれる座敷わらしもいますが、我が家にやってくる座敷わらしちゃんのように、気に入った家を巡回する方法に変えた座敷わらしもいます。
同様に、大昔は眷属を見まわりに行かせていなかった神社も、今は、やっている、というところがあります。
眷属の見まわり制度を大昔からしていた、という神社は非常に少ないです。
眷属がたくさんいれば、どこでもしているというわけではありませんから、現在でも、していないほうが多いです。
けれど最近は、あちこちで「眷属の見まわり」を始めた、という神社が増えています。
何人かの参拝者が、「もしかしたら眷属さんが、見まわりでうちにも寄ってくれるかな~、と思って縁起物を準備しました♪」みたいな話をするから、という理由のところもありますし、
私が雑談の中で、どこそこの神社で眷属が見まわりをした時に……と話をしていたら、ここでもやってみようか、となったこともありました。
神様や眷属は、存在自体は古いのですが、意外と柔軟なところがあります。
本日の記事で、何を言いたいのかといいますと、
最近はそのような神社が増えたので、眷属の見まわりコースに入っているかもしれないですよ~、その可能性は高いですよ~、ということです。
眷属は、神棚がなくても宿る場所があれば、長めに滞在してくれるかもしれません。
長くいてくれれば、その間にあれこれ整えてくれるので、これはものすごーくラッキーであり、ありがたいことなのです。
※ここからちょっと長いので、次回に続きます。