前回、書きましたように、中古品に残るのは、おどろおどろしい念ではありません。
おどろおどろしい念とは、「うらみ」とか「憎しみ」です。
「人物」に対する念ですね。
このような念は、体調に影響が出ます。
念の強さや、送られてくる回数によっては、病気になってしまうこともあります。
けれど、中古品に残っているのは「手放すのが惜しい」「手放したくない」という念ですから、「品物」に対してのものです。
受ける品物側……というのも変な言い方ですが、品物は長期間その念を保持するわけではありません。(宝石などの天然石を除きます。天然石は記憶するからです)
「人物」に対する念(「憎い!」とかですね)ほどの強烈なものを、品物に入れるのは非常に難しいので、中古品に関しては、体調が悪くなる、病気になる、などのことは、ほぼありません。
でも、これも、それが遺品だった場合……故人の思い入れなどで、体調を崩すことがないとも言えないです。
なので、遺品だけは注意をしたほうがいいです。
「手放すのが惜しい」「手放したくない」という軽い念があって、それが残っている間、どのような影響があるのかと言いますと……
その品物を使う時に、「居心地が悪い」「しっくりこない」などの違和感を覚えます。
無意識ですが、人のものを使っている、という気持ちになるのです。
感じる能力が高い人は、「イヤ~な気持ち」になります。(これは適当に書いているわけではなく、表現が難しいのです)
不愉快な気分、ちょっと気分が暗くなる、落ち込んだような気持ち、になります。
直前まで元気ハツラツでも、その品物を使うことで、どんよりとした気持ちになるので、体調には影響ありませんが、精神的にいいとは言えないです。
しかし、時間の経過とともに薄くなっていくので、気にしなければ、そのうち消えます。
その品物を使っても気分が変わらない、という場合は、念は残っていません。
ということで、ある程度自分で判断できると思います。
読者さんからいただいたメッセージに、
「私は、今まで、ありがとう! という気持ちで送り出す事が、どちらかと言えば多く、新しい人の所でも、大切に扱われるといいなと思ってるのですが」と書かれていました。
このような方から買った中古品は、気持ちよく、爽やかな気分で使えます。
「言われてみれば、我が家の中古品は使っていると気分が暗くなるかも……」という方は念を消すとサッパリします。
※続きます。