神仏に金運アップをお願いする人は多いと思います。
けれど、大事なのは当の本人……という言い方はおかしいのですが、「お金そのもの」にも敬意を払ったほうがいいです。
金運アップとなるためには、多くのお金に来てもらわねばなりません。
ワイワイガヤガヤ、押すな押すなの大盛況♪ となるほど、大量のお金に来てもらうには、「お金の価値を知っている」と、アピールすることが重要です。
お金は自分の価値をよく知っている人を好ましく思うからです。
そのような人のところに集まる傾向があります。
どうやって価値を知っていることをアピールするのか……その方法は簡単です。
「お金に敬意を払う日」を作ります。
週に1回でも月に1回でもかまいません。
この日はお財布に入っているお金を広いところに全部出します。
出したお札は、優しく撫でてシワを伸ばし、角が折れ曲がっているものがあれば真っ直ぐにします。
いつも狭~~~いお財布の中にいるのですから、しばらくの間、テーブルの上などに1枚1枚離して置き、息抜きをさせてあげます。
コインは布で優しく磨きます。
こちらも離して置き、広々とした空間を楽しんでもらいます。
コインは最高額が500円ですし、1円玉や10円玉などは金額が少ないからと邪険に扱うのはマイナスです。
ここは気をつけるべきポイントです。
金額に関係なく、すべてが「お金」なのです。
1円玉や10円玉は磨かない、そのへんにポイッと投げて置く、という態度を取ると、お金はス~ッと離れていきます。
お金が離れていくと、あっという間に経済的に苦しくなりますから、そこで「うわぁ。ごめんごめん」と、態度をあらためても遅いのです。
愛想を尽かしたお金は戻ってきてくれません。
お金に敬意を払う日は、お金をキレイにしてあげて(お風呂に入れてあげるようなものです)、広い場所でのんびりさせてあげます。
できれば日中の明るい時間がおすすめです。
お財布の中が暗いので、明るい世界を堪能してもらいます。
この作業をしつつ、心で思うことは、もちろん「ありがとう」です。
そこにあるのは自分のところにわざわざ来てくれたお金です。
そのことに対して、深く感謝をします。
そうすると、お金は「この家はなんて居心地がいいのだろう!」と感激します。
その家が気に入ったお金は、今度はお友達を連れて戻ってきます。
お金に、ついうっかり「もっとお友達を連れて来てね!」などの、お金が欲しい! という意味のことは言わないようにします。
欲望をお金にぶつけるのはマイナスなので、ここは注意が必要です。
お金は欲望をぶつけられても、サッサと出ていきます。
そして二度と戻って来ません。
金運アップに大事なことは、お金に「来てもらう」ことであり、お財布から出て行っても「あの家に戻りたい」と思わせることです。
そのために、お金に敬意を払う日を作って、丁寧に優しくケアをしてあげます。
(これは、11月2日発売の『習慣カレンダーBOOK2023 』に、コラムとして書いている、22個の「習慣」のひとつ、「お金に敬意を払う日を作る」の補足記事です)
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【追記】
コインは洗うのもオーケーです。
洗剤などでピカピカにしてあげるのもいいと思います。(私はやったことがないので、ピカピカになるかどうかはわかりませんが)
洗うとしても、「優しく」が基本です。
ゴシゴシ、ガシガシやるのはおすすめできません。
私は布で、「いい子いい子」「よしよし」と、愛情を込めて、拭き拭きしています。
お金に息抜きをさせてあげる時間は、自分の判断で大丈夫です。
私は、だいたい朝の9時あたりから、お昼すぎくらいまで広げています。
お布団を干す時間と同じですね。
お天気は直接関係ありませんが、私は、よく晴れた日にしています。
この方法は、今日やったからといって、すぐにお金がワイワイガヤガヤとやってくるわけではありません。
根気よく、「習慣」として続けることが大事なのです。
つまり、何回かやって、やめないことがポイントです。
というのは、習慣化していなかったら(何回かやってやめたら)、
ぼちぼちと少しずつ集まってくるようになったお金が、「は? 息抜きとかさせてくれへんやん」となるからです。
少しずつ集まってきた段階で、「ンモー、ほかのとこに行こ!」とならないように、たまにでいいので、長く続けることが肝要です。
11月8日発売です。
11月2日発売です。