日本には古くから「言霊」が存在すると考えられてきました。
言霊とは、言葉に宿っている不思議な力のことですが、ほとんどは、「発した言葉どおりの結果になる」という意味で使われています。
「言霊」=「言葉が持つ不思議な力」は本当にあります。
『神仏に愛されるスピリチュアル作法 (PHP文庫)』という本には、私が体験したネガティブなほうの力を書きました。
これとは逆に、ポジティブな力もあります。
言霊は文章としての内容を指すことが多いのですが、単語そのものが力を持っているものもあります。
すべての単語に力があるわけではなく、限られたものだけです。
その力には大小、および、強弱があり、種類も多様です。
なので、力があると言っても、どれもが同じではありません。
どちらかと言うと、ネガティブな単語によくない力が宿っていることのほうが多いです。
意識してよい言葉を口にすることは、言霊をうまく利用することにつながります。
自分自身に、そして子どもや家族に、ポジティブな言葉を言い続けると、言霊効果でよい結果になります。
周囲によい言葉を振りまくのはとてもいいことなのです。
言霊という表現がしっくりこない、という方がおられるかもしれません。
考え方は「波動」と同じです。
「言霊効果でよい状態になる」のは、「波動が高い言葉でよい状態になる」と言い換えることができます。
日本語には膨大な数の単語があります。
その中で一番波動が高い言葉が「ありがとう」です。
高波動ですから、口から発するだけで自分の波動が上がりますし、相手の波動もちょっぴりですが上げることができます。
まさに魔法のような言葉なのです。
言葉そのものに良質なパワーがあるため、言うだけで、相手にはわからなくてもその人の波動を上げる、よいプレゼントになります。
私は、この言葉を意識して1日に1回、必ず言うようにしています。
自分にも周囲の人にもよい作用があり、頻繁に使うことで霊格も上がるため、「ありがとう」は、心の中にいつも持っておきたい言葉です。
(これは、11月2日発売の『習慣カレンダーBOOK2023 』に、コラムとして書いている、22個の「習慣」のひとつ、「ありがとうを言う」の補足記事です)
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