先日、元夫がまたしても「ダキニ天さんにお礼を言いたいから、一緒に参拝に行かへん?」と誘ってきました。
なんのお礼かと言うと、絶対に無理、どう考えても無理、という願掛けを叶えてもらったのです。
参拝に行って、手を合わせ終え、いつものようにおみくじを引いたら……
元夫は「凶」でした。
歩きながら開いていたのですが、凶の文字を見た瞬間、ガーン! と、ショックのあまり、立ち止まっていました。
いやいや、そこまで落ち込むことじゃないから、と、
「今、運気がやや低迷してるやん? そのよくない運気を引き取ってもらえるんやから、よかったやん」
そうなぐさめても、元夫はまったく聞いていません。
必死に内容を読んでいます。
そこで、さらに、ガガーン! と衝撃を受けていました。
横からのぞいて見ると、凶なので、ダメ出しや、「叶わない」、「運気最悪」のオンパレードです。
元夫はそこに書いてある〝全部〟がアドバイスだと思っていました。
「違うよ。どこか一箇所、なるほど~、と思うところがない? え? ないの? じゃあ、単純に、ツイていない時期だから気をつけなさい、ってことやね」
おみくじを結ぶところに結ばせて、よくない運を引き取ってもらいました。
引き取ってもらったあとの運勢を知るために、もう1回、おみくじを引くことを提案しました。
このように、キツネの入れ物に入ったおみくじが新しく置かれていたので、
こちらのおみくじを引かせると、元夫の新しい運気は「吉」でした。
元夫はダキニ天さんにご縁をいただき、運気(金運と仕事運)が上昇しました。
ある時から、何かいいことがあると、元夫は私に言われなくても、こまめにお礼を言いに行くようになりました。
するとですね、ますますご加護が厚くなったのです。
今回の願掛けは、もう本当に、誰がどう考えても、「それは無理」というものでした。
実は、本人もあきらめていたのです。
それが奇跡的に叶ったので、「ダキニ天さん、すごいな!」とそのパワーに驚いていました。
話は変わって、息子のほうも、せっせと筥崎宮に通っています。
会社の経営で、一度、運気が下がったことがあり、その時に筥崎宮の神様に助けてもらったそうです。
現在は順風満帆で、息子は感謝の気持ちを伝えるべく、定期的にお礼参りをしています。
神仏は、小さなことでも、ちゃんとお礼を言いに来る人を大切にしてくれます。
ピュアで、深い信仰心を持った人だからです。
でも、神仏から厚いご加護をもらっていても、どんなに目をかけてもらっていても、
運気が低迷することはあります。
話はここで「続きます」なのですが、キツネのおみくじを私も買ったので写真を載せておきますね。
おふだと金色のお守りは本山の豊川稲荷のものです。
ちなみに仏様のキツネですから、神棚とか、神社のおふだと一緒に置かないようにします。
※続きます。