新刊の見本が届きました。
色合いが素敵ですね〜。
バックが白い雲なので、役行者さんの衣装に色がついていますが、
実際は白い衣装を身につけておられます。
でも、豪華な生地ではないので、え? 肌着? みたいな印象でした。
本文の203ページに「帽子を含めた衣装」と書いています。
この帽子とは、現在の私たちが思う「帽子(ぼうし)」ではなく、僧侶が頭にかぶっているものです。
日本大百科全書(ニッポニカ)「帽子(もうす)」の解説では、
【僧の頭を包むもの。「もうす」は禅宗の呼称。真言宗や浄土宗では、「ぼうし」と称する】
と説明されています。
新刊を読まれた方が、「これって、帽子ではなく、頭巾(ずきん)なのでは?」と思うかもしれないので、ちょっと補足をしておきます。
ついでに、もうひとつ言うと、
新刊に書いている、真如海上人さんの教えは本当にありがたいものです。
先日、私は、あるお店で失礼な対応をされ、ムッ! となりましたが、
真如海上人さんのたとえ話の、3時間のうちの2時間をどう過ごすか、を思い出すと、
不思議と怒りがス〜ッと収まりました。
日常に活かせる教えなのです。
いつも言っておりますが、本は図書館で借りられます。
真如海上人さんの教えは素晴らしいですし、
聖徳太子さんの生き方からも、役行者さんの生き方からも、貴重な学びを得られるので、ぜひ読んでいただきたいです。
7月13日発売です。