去年ですが、佐賀県の吉野ケ里遺跡に行きました。
ここは、「大規模な環濠集落が発見された!」と報道された当時(30年くらい前です)、
福岡に住んでいたので、見学ができるようになって、すぐに見に行きました。
当時は何もない発掘現場だったのですが、現在は「吉野ヶ里歴史公園」ができています。
エントランスです。
本格的に再現がされていました。
バスが園内を走っているんですね~。
このように説明がされているので、
「なるほど~」と、理解しやすいです。
まずは資料館に入りました。
意外とシビアに戦っていたんだ~、と思いました。
うわ~、腹部にこんなに矢が……
この時代から首をはねていたんですね。
古代の銅剣は、
神様が宿ることのできる両刃です。
ほ~! と勉強になります。
こちらの貫頭衣は「魏志倭人伝」を参考にしたそうです。
南のムラの入口です。
ここだけでも広いですね~。
復元されたものを見て、「これ、なに?」と思わなくていいように、
ひとつひとつに説明が書かれていました。
物見やぐらから見た景色です。
なんだか、なつかしい気がする、という方は、
この時代に、日本にいた人です。
竪穴式住居は、ほぼすべて、中に入れました。
1軒1軒、説明板が入口にあります。
ここは「大人(たいじん)の妻の家」です。
大人とは、上流階級の人のことで、いろんな職種があったようです。
ここの大人は、軍事や土木工事を取り仕切る人、と書かれていました。
天井部分です。
ピンボケしていますが、天井はこの1枚しか撮っていないので、お許しを~。
こんな感じで住んでいたんですよ~、と人形が置かれているため、竪穴式住居だけを見るよりも、この時代が身近に感じられます。
王の家です。
王の家ですが、大きな住居ではありませんでした。
こちらは寝室スペースです。
他にも、「祭祀・儀礼を取り仕切る大人の家」「王の妻の家」「兵士の詰め所」「市長(いちおさ)の住居」などは見ましたが、まだまだたくさんの住居がありました。
多すぎて、全部を見るのは無理でした。
こちらは「煮炊屋」です。
興味深いです。
このように調理をしていたんだ~、とまじまじと見ました。
「稲穂の倉」です。
高床式になっています。
中だけを見てもピンときませんが、説明板にイラストが描かれているので、なるほど~、となります。
倉は意外と多くて、
他にも、「稲籾の倉」「原料(鉄や銅製品の原料)の倉」「貢物の倉」などがありました。
見ていないところもあるので、実際はもっと多いと思います。
鍵が~。
こんな感じだったのですね。
中のものを簡単に盗めそうです。
でも、そんなことをする人はいなかったのでしょう。
なつかしいという感情だけでなく、
見ていると、ホッとするとか、いいなぁと思うとか、
何かしら感情が動けば、この時代に、生きていた可能性があります。
うわ~、出土された剣、すごいオーラですね。
実物を見てみたいな~、と思いました。
発掘当時に見学した時はまさにこんな感じで、何がどうなっているのか、よくわからない……という状態でした。
甕棺墓(かめかんぼ)の資料館です。
こんな感じで埋葬されていたようです。
祭祀はこのような感じだったのでは? というイラストです。
ミニチュアが!
超可愛いです。
広大な敷地なので、エントランスに戻る時はバスを利用しました~。
吉野ヶ里歴史公園、楽しめます。
7月13日発売です。