神棚を持ちたいけど、ちゃんとお世話ができるかどうか、自信がない、
賃貸なので棚が作れない、
棚を作るスペースがない、
家族と一緒に住んでいて、家族が宗教を嫌っている、
などの理由で、神棚を持ちたいけれど、無理だとあきらめている、という方がいらっしゃると思います。
そのような方におすすめなのが、「行きつけの神社」を持つことです。
近所で、もしくは会社の近くで、実家の近くで、など
よく行く場所に、「気に入った神社」があれば通います。
頻度は決まっていませんから、月に1回でも、半年に1回でも、1年に1回でも、そこは自由です。
参拝に行くぞ! という気負った感じで出かけなくても、
「こんにちは~」「また来ました~」という、ラフな感じでオーケーです。
ちょっと手を合わせに行く、
近くを通ったから、2礼2拍手1礼だけをしておく、
散歩がてら行ってみる、など、気楽にする参拝で問題ありません。
他の用事があったので、ついでに寄りました、というのもいいですし、
願掛けも、毎回しなくても大丈夫です。
ちょっと鳥居をくぐって、ご挨拶をする程度でかまわないので、参拝を続けます。
このようにせっせと通っていると、神様のほうも親しみを感じてくれます。
「おぅ、また来たか」と、微笑んでくれるようになるのです。
「昨日は奮発してさくらんぼを買いましたが、イマイチでした~。980円もしたんですよ~」
みたいな、たわいない話でも、
「ほ~、そりゃ残念だったな」とニコニコして聞いてくれます。
神様のほうも回数が重なってくると、特別に思ってくれるようになるのです。
神棚の神様は、その家の家族だけを守ります。
なので、家族には究極に優しく、愛情も深く、頼りになります。
行きつけの神社の神様は、神棚とまではいきません。
そこまで親密にはならないのですが、参拝次第で神棚の神様に近い感じにはなります。
もちろん、通うことでご縁も下さいますから、助けを呼ぶと、すぐに来てくれます。
神棚を持てない、という方には、行きつけの神社を持つことをおすすめします。