※前回の続きです。
この神社は、拝殿の後ろに本殿(社殿)がありません。
本殿がない代わりに、ちょっと変わった構造になっていました。
「裏参道」と書かれた、拝殿の右側へ行くと……。
このようになっています。
「御案内」として、説明が書かれていました。
のぞき込んで見ると、お賽銭箱があります。
その奥に石の祠が……
ちょっと見えにくいですね。
横から撮影しました。
このように、古~い石の祠があるのです。
昔はこの祠のみでした。
綱吉さんは神様になっていますから、祭壇のほうに鎮座しているのですが、
ここでお願いをするのが、礼儀として正しいです。
拝殿は、この祠の〝上〟に建っています。
拝殿に上がると、位置的には祠の上になります。
(この真上は祭壇になっていたので、参拝者はこの上を歩くわけではありませんが、建物が上に建っているので、位置的には上です)
祠の上で願掛けをしても、悪くはありません。
そのように神社が造られているからです。
悪くはないのですが……丁寧な参拝をしたい、というのであれば、こちらでお願いをします。
ここが本殿のような場所だからです。
綱吉さんは、私がここでもう一度、ご挨拶をした時に、出てこられました。
その前に、拝殿でもご挨拶をしているのですが、そこには出てこなかったのです。
というわけで、ここでご挨拶をすることが、正式な参拝の仕方であり、
願掛けを叶えてもらうコツでもあります。
綱吉さんは神様になっていますから、ここでも2拍手です。
参拝の順序として、おすすめなのは、まず拝殿に上がり、
お賽銭箱にお賽銭を入れ、そこで先に祝詞を唱え、ご挨拶、自己紹介をしておきます。(拝殿の中は座れるのでゆっくり祝詞を唱えられます)
それからこちらに来て、ご挨拶のみ、もう一度して、
それから願掛けです。
昔の人も、この場所でお願いをし、
「綱吉さんにお願いしたら、叶うやん!」となったわけで、
これから行かれる方は祠での願掛けをおすすめします。
推古天皇のお墓にも参拝しました~。
古い時代の人物なので、いないかも? と思いましたが、ちゃんと出てこられました。
7月13日発売です。