皆様、ありがとうございます!
新刊が、7月13日に、宝島社さんから発売されます。
タイトルは 『おみちびき 伝説の神仏が教えてくれた至福の生き方』 で、
定価は 1,540 円(税込)です。
本書は私の中で伝説だった神仏(聖徳太子、役行者、即身仏)の特集です。
私は役行者さんにずっと会いたくて、これまであちこちの神社やお寺で、役行者像や仏像を見かけるたびに手を合わせてきました。
けっこう長い間、探し続けてきたのですが、役行者さんはどこにもいませんでした。
もしかしたら、神仏になっていないのかも? と思うこともありましたが、
やっと! お会いすることができました。
聖徳太子さんも実在したのかどうか謎でしたが、ちゃんとおられます。
仏様として忙しくされていました。
それぞれの神仏からのありがたいお話はもちろん、人間だった時の興味深いエピソードもたくさんお聞きしています。
「聖徳太子さんにも、役行者さんにも、即身仏にも興味がないんですけど……」という方でも、大丈夫です。
楽しめる内容となっています。
どの神仏も、神様・仏様として大きな魅力があり、生前の話も、本当に面白いのです。
深く知っていただくと「ぜひ、会ってみたい!」「参拝したい!」となるように思います。
本書は3柱の神仏のことしか書いていないのではなく、
いつものように、取材で行った神社仏閣のことも詳しく書いています。
朝護孫子寺は、「寅年」「寅の日」「寅の刻」に、聖徳太子さんが毘沙門天を感得したことが由緒です。
今年は寅年ですから、私はここにもうひとつ、寅をくっつけて、
「寅年」「寅の月」「寅の日」「寅の刻」に参拝をしました。
朝護孫子寺の「寅」とはなんなのか、どのようなごりやくがあるのかが、この参拝で判明したので、それを書いています。
今までまったく知らなかった、飛鳥仏教の秘密(ビックリするようなありがたいごりやくがあります)についてもお伝えしています。
役行者さんの取材では、天河大辨財天社に行き、どのような願掛け方法だとここの神様に聞いてもらいやすいのか、というコツを説明しています。
葛城一言主神社の神様は、役行者さんのことを告げ口した神様だと伝わっています。
けれど、行ってみたら、開運に大きなパワーを発揮する優しい神様でした。
不運を落としてくれる、ありがたい神様なのです。
聖徳太子さんも役行者さんも、お会いすることが若干難しいのですが、お会いできる場所、その方法もお伝えしています。
真如海上人(しんにょかいしょうにん)さんは、食べ物や飲み物を断ち、深さ3メートルほどのたて穴の石室に入って、即身仏になりました。
亡くなるその時のお話は、意外ですが、大感動しました。
こちらも多くの方に、ぜひ読んでいただきたいです。
真如海上人さんに、読者さんから多く届く質問をしてみたところ、素晴らしい答えが返ってきました。
「ああ、なるほど〜」と、納得する方が少なからずおられると思います。
もとが人間だった神仏が、人間である時に、どのように生きていたのか……
ということは、私たちにとって大きな学びになります。
その生き方、一生が、貴重なことを教えてくれるのです。
そういう意味でこの1冊が、皆様の生き方や人生を見つめ直す、よい機会になれば、と思います。
もしも、そのお手伝いができたとしたら……これほど嬉しいことはございません。
いつものようにリンクを貼っておきますね。
楽天のほうは仮のタイトルで登録されているので、タイトルが違っていますが、もう少ししたら正しいタイトルに変更されると思います。