※前回の続きです。
一番多いのは、ダイレクトに反応する、という方法です。
五感を使わずに、魂がダイレクトに反応します。
「神仏とのコミュニケーション ~4~」に書いた、カプセルの中身である「イメージ」「気持ち」「感覚」などを、そのまま感じ取り、反応するのです。
「気持ち」を「気持ち」で受け取る方法なので、その人の「気持ち」が反応します。
Aさんは3ヶ月後に夫の転勤で退職するからラクになる……
つまり、もう少し辛抱すればラクになるという、神様からのアドバイスは、明るい未来を示しています。
本人にすれば嬉しい未来です。
さらにそこには、神様が「あと少しだけ頑張れるか? 負けるなよ」と応援している気持ちも入っています。
明るく嬉しい未来、プラス、神様のあたたかく優しい励まし(愛情)という、ウキウキと嬉しくなるものが2つも重なっています。
ダイレクトに反応すると、理由もないのに(脳では感知していないため、脳は理由がわかりません)、
ワクワクしたり、なぜだかわからないけど、嬉しくてたまらない気持ちになったりします。
気持ちが反応するからです。
神様が私を応援してくれている! なんてありがたいのだろう! という部分に〝魂が〟感激すれば、境内で意味もなく涙があふれたりするわけです。
カプセルを受け取ったことがわからない脳は、「???」なのですが、魂は素直に反応しています。
神仏に悩みを相談したり、質問をして、わけもなくこのような気持ちになれば、それはカプセルの中身を魂が受け取っているということであり、その中身は嬉しい内容である、ということです。
神様が渡してくれるカプセルの中身を言葉に変換する、目で見るものに変換する、風に変換する、香りに変換する、なんだか嬉しくなったり、気持ちがリラックスしたりする、と変換方法はさまざまです。
これも本などにたくさん書いてきましたが、
神様の「よう来たよう来た」という、ニコニコと、笑顔で歓迎してくれていることに感激すると、
「空が青くて気持ちがいいな~」
「境内がすがすがしくて心地いい」
「なんだか幸せな気分」
「リラックスする~」
「神様、大好き♪」
などの、ポジティブな気持ちとして反応します。
「そうか~。だったら私はダイレクトに反応していて、それはつまり、神様とコンタクトしていたのね」
と、今、ここで気づいた方がいらっしゃるかもしれません。
そして、知っておいたほうがいいことは、今回は肌で感じたから次回もそうなのか、というとそうとも限りません。
もともと変換方法を複数使える人もいますし、これまでに神社仏閣参拝という小さな修行を重ねた結果、複数使えるようになっている人もいます。
今回は肌で見えない風を感じても、次回は気持ちがダイレクトに反応して涙を流すかもしれませんし、その場にはない花の芳香を嗅ぐかもしれません。
もしかしたら、その日は神仏霊能力の調子が悪くて、全然変換できなかった、ということもあります。
霊能力は常に一定ではないことも知っておいたほうがいいです。
前回の参拝では歓迎のサインがあった、または、境内をものすごく心地よく感じた。
でも、その後はそのような感じがしない。
神様はもう歓迎していないのでしょうか、嫌われたのでしょうか……という質問をもらうことがありますが、
歓迎のサインに関して言えば、1回もらえれば十分です。
その1回で、本人が歓迎されていることに気づいた、ということを神様はご存知です。
何回も繰り返し伝えなくては! と思わない神様もいます。
なので、1回もらえたら、次回からなかったとしても問題はありません。
初参拝の時は境内が心地よいと感じたのに、その後はなんだかしら~っとしているように感じるというのは、自分の霊能力が働いていないせいです。
神様がそのようにしているのではなく、自分の感じる力が下がっている、というのが正解です。
ポイントは、神様が感じさせてくれる、神様がくれるものを感じるという、受身にならないことです。
自分から感じにいく! 自分からご神気や眷属の気配、メッセージを積極的に受け取る! という姿勢が大事です。
与えてくれるものをもらう意識(受身)だと、感じられなかった時に、神様が与えてくれなかったからだと、神様のせいにしてしまいます。
与えてくれない、だから感じられない、と思うと、やる気もそがれて、神仏霊能力のアンテナの感度が悪くなりますから、意識を変えて、積極的にトライします。
そうすれば、またちゃんと感じられるようになります。
※残りあと2回です。次回に続きます。