※前回の続きです。
神社は境内(神域)に入ったところから、歓迎のサインやご神気を感じ取ることができます。
ですから、鳥居をくぐったら、すぐに「わかる」練習ができます。
お寺のほうはちょっと違っていて、雰囲気などは境内ですぐにわかるのですが、
仏様のことは、仏像のそばに行かないと、わかりづらいです。
遠くから見ただけではコンタクトは無理、という仏像も多いので、私は必ずおそばに行っています。
仏様は神様と違って、そこに「いる」のではなく、仏像を通じて出てくる存在です。
実際にその場に、ご本人がいるのではないため、道がつながっている仏像のおそばに行く必要がある、というわけです。
仏像のすぐそばに行ったら、お顔をじーっと見つめ、〝仏様〟を感じます。
この時に「感じよう!」とか、「わかろう!」と考えるのではなく、ただ見つめるだけ、というのがコツです。
「怖い」感じなのか、「優しい」感じなのか、「朗らか」な感じなのか……
考えたり、想像したりせず、「わかる」能力で感じます。
お寺には仏像がいくつも安置されていますから、ひとつの仏像でわからなければ、別の仏像にチャレンジできます。
どれもわからないとなったら、その仏像が発しているオーラにアンテナを向けてみる、
仏像から出ている波動に焦点を当てる、癒やしてくれるパワーを味わってみるなど、
アンテナの向きを変えて「わかる」かどうかを感じてみます。
全部わからなかったとしても、全然問題ありません。
というのは、その日の練習はしっかりできているからです。
わからなくても、経験値は上がっています。
こうしてひとつずつ経験を増やしていけば、徐々にコツがつかめてきます。
何回かやったからといって、すぐに能力が開発されて、すべてがわかるようになるわけではありません。
ですから、心に余裕を持って、のんびり、ゆっくり、確実にやったほうがいいです。
「今日もわからなかった。自分はダメなんだ。霊能力がないんだ」と、ネガティブになることは、
神仏霊能力アップの一番の妨げになりますから、気をつけます。
責めるのが、本人の自分であっても、心には傷がつきます。
ダメージを受けてしまうのです。
せっかく少しずつ経験値が上がり、能力も伸びていたのに、それが一気にゼロになるくらい、
「自己否定」はマイナスの攻撃が強いので、どうかお気をつけ下さい。
※続きます。