※前回の続きです。
霊能力は誰にでもあります。
けれど、自分が持っている霊能力に気づいていない人がほとんどです。
というのは、この能力は、発達している人とそうではない人の差が顕著だからです。
神仏が見える、声が聞こえる、という人がいる、でも自分にはそれができない……
ということは、自分には霊能力がないんだな、と思ってしまうのでしょうが、違います。
霊能力は、鍛えればいいだけです。
鍛錬すれば、そしてコツさえつかめれば、必ずレベルアップしていきます。
霊能力をレベルアップさせるにあたって、もっとも重要なのが〝わかる〟という感覚をしっかりつかむことです。
これが何よりも一番大切です。
「わかる」感覚を高めていけば、霊能力もどんどん伸びていきます。
「わかる」力を高めなければ、霊能力は発達しにくいのです。
たとえば、スーパーやコンビニで、レジに並ぼうとしたら、床に足のマークが等間隔に貼られていた。
「この足のマークのところに立つのね」と、誰に聞かなくても「わかる」と思います。
店員さんに、足のマークが貼られている意味はなんでしょうか? 私はどうすればいいのですか? このマークの上に立てばいいのでしょうか? と、聞くことはないと思います。
見た瞬間に、「ああ、ここに立って並ぶのね」と「わかる」のではないでしょうか。
「わかる」感覚と言われると、何か高度なことがわかる、霊感でビビビッとわかる、そういう印象を持つかもしれませんが、
私がここで言っているのは「特別なことがわかる」のではなくて、
誰もが経験している、フッと「わかる」感覚です。
「ここに立って並ぶのね」と「わかる」のは、一瞬です。
どこからか、この「わかる」感覚がしゅっと来て、「なるほど」となるわけですね。
足のマークが貼られている意味は何? 前にいる人はマークの上に立っている、ということは私もここに立つの? とあれこれ考えた場合は「わかる」感覚ではありません。
考えているからです。
わかった瞬間を文字にすると、「ここに立って並ぶのね」ですが、実際はこんなに長い思考ではなく、
「!」
という「わかった」一瞬があるだけです。
ドリンクバーでコップの横にストローが何十本もあれば、「ストローはこれを使うのね」と見た瞬間に「わかる」と思います。
うじゃうじゃとあれこれ考えなくても、一瞬でパッとわかります。
私が言っているのは、この感覚です。
「わかる」という感覚を意識する、「わかる」自分を意識する、ということが重要です。
この感覚をスピリチュアル的に、もっと発達させていきます。
※次回に続きます。