最近、「神仏の雰囲気がわかっているな~♪」と思うメッセージが増えてきました。
こう書くと、「私にはわかりません……」と悲しく思われる方がいて、そのようなメッセージをいただきます。
私の説明不足で、勘違いをさせている部分があるので、今回はしっかりと詳しく説明をしようと思います。
「雰囲気がわかっているな~」という、この部分は、
「ハッキリ」「明確に」「ものすごくクリアに」わかっているということではありません。
「神様が鳩を見せてくれたのかな? と思いました」
「なんとな~くですが、神様が励ましてくれたのかも? と思いました」
というライトな感じです。
たとえ話で、もうちょっと詳しく書いてみますね。
神様に悩みをあれこれと相談していたら、悲しくなって涙が出た。
すると、曇っていた空が、急に晴れて、青空になった。
「神様が頑張れって言ってくれたのかな」と、思った。
これです。
この「思った」というのは、実は、神様のことを感じています。
神様が励ましているという「雰囲気」を、頑張れと言っているその「雰囲気」を、
なんとな~くですが、「そう思った」ことで、ちゃんと感じ取っています。
たとえ話、その2です。
神社でおみくじを引いたら、凶だった。
「この運気はいらないので引き取って下さい」と結んで、もう1回引いてみた。
そしたら、また凶だった。
神様が、「運気が下がっているから気をつけなさい」と、教えてくれたのだろうな、と思った。
これもそうです。
神様の雰囲気を感じているから、そう「思った」わけです。
「神様が教えてくれた」という方向に「意識が動く」、「気がつく」のは、魂が感じているからです。
普通だったら、「2回目も凶やったわ~、モー、ツイてないわぁ」で終わりです。
「神様が……」という方向で思ったりしません。
おみくじの凶に関する質問が多いので、話はそれますが、ちょっと書いておきます。
凶を引いて、「嫌われたのかな」とマイナスに思うことは、神様の雰囲気を感じたのではありません。
これは100%間違いであると、断言します。
神仏は、お前が嫌いだ、と、そのようなネガティブなことを思ったりしません。
万が一、そう思ったとしても(絶対にありえない話ですが)、
それをおみくじでわからせるような意地悪は決してしません。
「嫌われたのかな?」と、マイナスの方向に受け取ってしまうのは、
嫌われているサインだったら悲しい、嫌われていたらイヤだな、という自分の「恐れ」からくるものです。
「恐れる」気持ちが強いため、それっぽいことがあると、結びつけてしまうのですね。
嫌われるのを恐れるのは、信仰心が厚いからです。
ピュアな信仰心の裏返しです。
ですから、裏返しをひっくり返して、もとに戻し、「神様、大好き♪」とストレートに思うだけでいいと思います。(ここ、なんのこっちゃ? かもしれませんが、ニュアンスで理解して下さい。)
マイナス方向に受け取ってしまう、もうひとつの理由は、凶はよくない、という「先入観」です。
私は豊川稲荷東京別院では、よく凶を引きます。
けれど、嫌われているわけではありませんし、来るなと言われているわけでもありません。
運気が下がっているから気をつけなさい、と教えてくれたり、そのおみくじにしか書かれていないメッセージを伝えるためだったりします。
凶を引いて「嫌われた」と思ってしまう方は、「神様も仏様も、参拝に来た人を嫌うはずがないわ~」と、もっと神仏を信用することも大事かな、と思います。
私だったら、3回続けて大凶を引いたとしても、「うわぁ、運気、最悪やん」としか思わないです。
最悪の運気になると教えてもらったおかげで、引き取ってもらうことができるわけですから、
「とくない運気の引き取り、ありがとうございます」とお礼を言って帰ります。
すみません、話が大幅にそれてしまいました。
※次回に続きます。