人生には「ツイていない」「運が悪い」と思う出来事が起こります。

 

本当に運気がよくない、という時期がありますから、それが原因のパターンと、

 

そうではなく、よりよい人生に進むための転機、というパターンがあります。

 

たとえば、毎日気持ちよく庶務の仕事をしていたのに、いきなり経理にまわされて、仕事がしんどくなった。

 

残業も増えて、体調を崩した。

 

どうしてこのような不幸が襲ってきたのだろう? と、神仏に助けを求めます。

 

けれど、一向に改善せず、結局その会社を辞めて、転職をした……。

 

失意のどん底での転職だったけど、転職先の会社は天国のように居心地がよかった、もしくは、お給料が驚くほど増えた、など、明るい展開になり、

 

あら? 転職したほうがよかったのね、ということがあります。

 

新しい会社でソウルメイトと出会う、というケースもあります。

 

転職という変化で、人生がひらけていくパターンです。

 

これは、前職を辞めなければ、手に入らなかった幸せです。

 

こういう場合、神仏は「辞める」ようにしてくれます。

 

私の場合、2回めの離婚後、福祉用具専門相談員の仕事を頑張っていました。

 

やりがいのある仕事でしたし、この仕事が好きでした。

 

でも、売上を上げるために、何がなんでも利用者さんに高いものをレンタルさせろ、という方針に変わりました。

 

それで老人ホームの仕事に転職しました。

 

老人ホームでは、それまで接することがなかった認知症の入居者さんと仲良くなれて、たくさんのことを学びました。

 

本当に楽しかったし、こちらもやりがいのある仕事でした。

 

けれど、腰を痛めたため、仕方なく訪問介護の仕事に変わりました。

 

ここでは高齢者のお宅にお邪魔をして、いろんな会話をするという機会に恵まれました。

 

高齢者の方は人生経験が豊富であり、多くの知識を持っているので、ここでも勉強をさせてもらい、多くのことを学びました。

 

転職をして、いろんな体験をしたおかげで、今の私があると思っています。

 

利用者さんに、必要ではないのに高い福祉用具をレンタルさせる、ポータブルトイレの購入は一番高いものをすすめる、という方針にならなければ、正社員だった福祉用具専門相談員は辞めていません。

 

このままいけば手術が必要になるというほど、腰を痛めなければ、老人ホームも辞めていませんでした。

 

ひとつだけを見れば不幸に思えることでも、実は新しい人生への道だったり、よりよい人生へのステップだったりします。

 

人間は変化を嫌がる傾向にあります。

 

何かマイナスの方向で変化が起こると、神仏が怒ったから? 神仏に見放されたから? と、そちらと結びつけてしまうかもしれません。

 

でも、そこで、スパッと切り替えれば、うまく進むこともあるのです。

 

転職も、離婚も、人間関係も、

 

最終的に「そうか、こういうことだったんだ~」と、わかる日がきます。

 

不幸ととらえて、苦悩したり、恨んだりするよりも、スカッとうまく切り替えて、

 

明日に向かって進んだほうがいいです。

 

グチを言いたくなる状況は誰にでも訪れます。

 

そこをどうとらえるかで、悩みの深さが変わってきますし、よい結果を手に入れるまでの時間も、変わってくると思います。ニコニコ

 

 

※大変申し訳ないのですが、メッセージに個人的なお返事はしておりません~。あせる

もう本当にすみません。

それと、読者の皆様にお伝えしたほうがいい、という体験談や、スピリチュアルな説もたまにいただきます。

なるほど~、と読ませてもらっておりますが、私が自分で確認できないことは、どうしても書けないです。

こちらも本当にすみません。あせる

参拝者が少なくて困っている神社仏閣のことを書いてほしいというメッセージもそうです。

そこにいらっしゃる神仏にお会いして、お話を聞いて、許可をもらうまでは書けないのです。

というわけで、そのへんにつきましては、どうかご理解いただきますようお願い申し上げます。