※「ごほうび参拝」という本に書いた神社仏閣・パワースポットの写真を公開しています。
駐車場の前に建っていた三重塔です。
実際に見ると、塔の周囲は、時の流れが止まっているような異次元感がありました。
お寺の横に神社の入口があります。
位置的にはこんな感じです。
神仏習合の濃度が高いです。
そばまで行って、しっかり見せてもらいました。
鳥居の向こうに大きな石が2つ置かれています。
じじばば石と書かれていたので、それは何? と、ネットで検索してみました。
昔、おじいさんとおばあさんが「一昼夜で鳥居を建ててみせる」と、頑張ったらしいです。
けれど、成功しなかったので、あきらめて石を置いていった、という伝承があるそうです。
風情のある参道です。
参道を歩いて行くと、真ん中に舞楽殿がありました。
歩行を邪魔する感じではなく、奥へといざなっている建物でした。
室町末期の建造だそうです。
何気にすごいですね。
舞楽殿の前を通って、また参道を進みます。
いい雰囲気です。
石段がすり減っているのも、いい感じ~♪ と思いつつ進むと、
うわぁ!
素敵な拝殿がありました。
「いらっしゃ~い」
桂文枝さんの、新婚さんいらっしゃいのイントネーションで言っているような顔ですね~。
「どう? ワシかっこいいやろ? キリリ! としてるやろ?」
「どう? どう?」
モー、なんて可愛いのかしら と思ってしまう狛犬2体です。
風流なデザインの拝殿で、
うきゃ~♪ とバンザイまでして大騒ぎしました。
拝殿を右にぐるりとまわると、本殿もしっかりと見ることができます。
拝殿も素晴らしいのですが、
本殿も独特のデザインで感動です。
鬼板もありました。
え? 奥の院?
行かねば!
ということで、山道に入りました。
ちなみに、この石が結界の端っこです。
5分くらいで、
到着するのかな? と思って登ったのですが、
意外と登ります。
ここ、道? というようなところを歩いて、
やっと到着しました。
20分は登ったように思います。
奥の院です。
ふと右を見たら、
アンコールワット? という雰囲気の巨大な岩がありました。
奥にも、同じ岩がもうひとつあるので、興味を引かれてそばまで見に行きました。
真ん中が削られています。
巨大なひとつの岩だったのですね~。
傾斜がキツイいので、ヒーヒー言いながら、岩から降りました。
里が一望です。
あ!
大きな鳥居です。
神様と、円仁さんに、貴重なお話をたくさん聞かせてもらって、神社まで降りてきました。
「学びになったか?」と、狛犬の背中が聞いてくれているようです。
神仏習合が現代もそのまま生きているので、
円仁さんにも会えて、神様にも会えるという、貴重な神社でした。