両国に行った時に、グーグルマップを見ていたら、「ねずみ小僧の墓」という文字を見つけました。
へぇ~! 架空の人物じゃないんだ~。
ということで、ねずみ小僧はよく知らないのですが、せっかくなので行ってみました。
回向院の由緒が書かれています。
ここでちゃんとお墓があることを確認して入りました。
新時代の仁王さんという感じです。
昔とは違った迫力があります。
境内に猫ちゃんがいました。
お腹が大きいみたいでした。
こちらが、ねずみ小僧のお墓です。
ここにも猫ちゃんが。
春の猫は、幸せそうでほっこりしますね。
お墓に近づいてみると、
これはどういう意味? とその場で調べてみました。
まずは、回向院のホームページに書かれていた説明です。
時代劇で義賊として活躍するねずみ小僧は、黒装束にほっかむり姿で闇夜に参上し、大名屋敷から千両箱を盗み、町民の長屋に小判をそっと置いて立ち去ったといわれ、その信仰は江戸時代より盛んでした。
長年捕まらなかった運にあやかろうと、墓石を削りお守りに持つ風習が当時より盛んで、現在も特に合格祈願に来る受験生方があとをたちません。
ほぉ~。
ネット情報では、墓石のかけらを持っていると「勝負に勝つ」「運がつく」「受験に合格する」などのごりやくがあると、あちこちに書かれていました。
なるほど~、それで墓石のほうに傷がいっぱいついているのですね。
削ってもいいと書かれているので、ありがたく「お前立ち」を削らせてもらいました。
置かれている小石で削るのですが……
ガチガチと叩きまくっても、わずか~~~に砂のようなものが削れるだけです。(正確に言うと、砂よりも粒は小さく、小麦粉みたいな感じです)
なので、ハケで集める必要があります。
粉状態ですから、手では持って帰れません。
私は、どこかの神社仏閣に行った時に、ゴミがあった場合、ゴミを持ち帰るためのレジ袋をいつも持っているので、そのレジ袋に入れました。
家に帰って、粉を取り出そうとしましたが、レジ袋が大きいため、その中に散らばっている粉を出すことは不可能でした。
なので、レジ袋に入れたまま置いています。
これから行くという方は、小さな袋を持って行かれることをおすすめします。
ねずみ小僧は、天保3年に捕らえられて、8月19日に市中引きまわしのうえ獄門となったそうです。
天保2年8月18日と刻まれているのが、気になりました。
名は次郎吉ですが、
次良𠮷、となっているので、一瞬、違うお墓かな? と、不安になりました。
ごりやくがあるかどうかは、まだ日にちがたっていないので、明言できませんが、
ごりやくがあったら、またご報告しますね。
3月23日発売です。