※前回の続きです。
願掛けが叶わない理由③
計画と違う人生になってしまう
人間は生まれる前に、自分で人生の計画を立てています。
人によって、計画の細かさは違いますが、ほとんどの人は、この人生で何をするのかを決めてから、生まれてきます。
緻密な計画を立てた人は、何才でこれをして、何才でこの人と出会い、あれはこうして、これはこうして……というふうに、細かいところまで、すべてが計画だったりします。
そこまで細かく決めていない人は、どのような仕事をするのか、結婚はするのかしないのか、病気は経験するのかしないのか、など、大きなことだけを決めてきます。
でも、中には、まったくの白紙で来る人もいます。
人生で何をするのか、誰と出会うのか、どう生きるのか、50個決めて来る人がいれば、30個の人、15個の人、5個の人、0個の人と、それぞれなのです。
生まれる前の計画で「職業は野球選手」と決めていれば、子どもの頃から野球が大好きで、野球選手になりたいと思い、なれるように努力をします。
どんなにつらい練習も苦ではありません。
実力もあり、計画通りに人生が進んでいき、プロ野球選手まであと一歩……と、この時に「俳優になるのもいいな」と思ったとします。
で、神社に行って「俳優になりたいです」と願掛けをしても、叶いません。
自分で計画した職業が野球選手だからです。
生まれる前に、プロ野球で活躍して多くの人を楽しませたい、子どもに夢を与えたい、社会貢献をしたい、と決めているわけです。
自分で決めた計画というのは、「そのために生まれる」ものですから、重要です。
最優先事項なのです。
神様が、俳優になる願掛けを叶えて、勝手に変更していいものではありません。
今世では、結婚をしないと決めてきた人もいるでしょうし、子どもを持たないと決めてきた人もいると思います。
神社に行って、縁結びをお願いするのに叶わない、あちこちで子宝祈願をしているのに叶わない、という場合は、生まれる前に自分で決めている可能性があります。
神様は、「人生計画は勝手に変えられない。すまんの~。叶えてやりたいがの~」と、思っているはずです。
なかなか叶わないことから、生まれる前に自分で計画したのかも? となっても、大丈夫です。
願掛けをあきらめられないという方には、ひとつだけですが、方法があります。
人生計画を変えてくれる神様のところに行けばいいのです。
それが、「山岳系神様」です。
※ここから長くなるので、続きます。