私は、取材をする時はレンタカーを借りています。
山の奥深くに行ったりするし、公共交通機関では恐ろしく時間がかかるという移動も、車だったら早く着いたりするからです。
日本のあちこちで運転していますが、運転マナーは地域によって違いますね。
全部の車がゆっくりとした速度で、慌てず急がず、ウインカーを出せば、ハイハイ、どうぞどうぞ、と譲り合う、運転マナーのお手本のようなところがあるかと思えば、
運転マナーがよくないな~と思う地域も、私の感覚では、全国に数ヶ所あります。
まぁ、でも、そのようなところでも運転をするのが難しいわけではなく、「ンモー」と思うことが多いだけです。
しかし、私が、ここは苦手かも~、と思うのが名古屋の中心部です。
運転マナーはいいのです。
マナーはいいのですが、道路の車線が……。
見て下さい、このナビ画面。
5車線もあるのです。
ナビは「700メートル先、右折です」「300メートル先、右折です」「まもなく右折です」「この信号を右折です」というふうに、4段階で教えてくれます。
考え事をしていたり、音楽をボ~ッと聴いていたりすると、700メートル地点での案内が聞こえていないことがよくあります。
で、いきなり「300メートル先、右折です」と言われるわけです。
えっ! となります。
通常なら問題ないのですが、5車線もあると、一番左の車線にいた場合、300メートルの間に、一番右の車線まで行かなくてはなりません。
行けることは行けますが、ヒヤヒヤします。
あたふたすると言いますか、ひょえ~! と焦りまくるのです。
さらに、3車線の道路が、いきなり、左折専用、直進、右折専用になるところがありました。
慌てて、真ん中の車線に移動し、そうか、この先は1車線になるのね~、と思ったら、信号を越えても3車線のままでした。
ちなみに、上の写真ですが、右側にいるバスでおわかりのように、隣の道路も同じ方向です。
名古屋は、自分がどう進むのか、どこで曲がるのか、道路はどうなっているのか、がわからなかったら、ひょえ~! の連続です。
片側5車線の道路は広いし、街はキレイだし、運転しやすい都市なのですが、ボ~ッとしていてナビを聞き逃すことの多い私にとっては、ちょっと苦手な道路、というわけです。