お詫び&訂正の記事を出したあと、今回はさすがに2回目なので、お叱りが来るだろうと覚悟をしておりました。
でも、届いたのは、寛大な読者さんからの優しいお言葉でした。
救われた気持ちになりました。
ありがとうございます。
次回は……いや、次回があればの話ですが、皆様にご迷惑をおかけしないよう、隅から隅まで確認いたします。
誠に申し訳ございませんでした。
お詫びの記事で今日の更新は終わりです、とするのが心苦しくて、以前にいただいた質問について書こうと思います。
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読者さんから質問をもらって、初めて、「ああ、そうか! そういう疑問もあるよね」と気づくことがあります。
今回はそれが、祝詞を唱える場所、でした。
「祝詞を唱えるのはお賽銭箱の前のみでしょうか?」
ん? これはどういう意味? と思い、続きを読むと……。
質問をされた方は、社殿の横や裏だったら、後ろに並んでいる人に遠慮しなくてもいいし、唱えるのが遅くて迷惑をかけることもないし、ゆっくり落ち着いて唱えられる、と書いていました。
ああ、なるほど~! たしかにそう言われればそうです。
社殿の裏で祝詞を唱えるという、私にはない発想だったので、新鮮だなぁ、と思いました。
そういうわけで、いろんな質問をいただけるのは本当にありがたいです。
祝詞は「お賽銭箱の前」「社殿の正面」で唱えます。
というのは、正式なご挨拶だからです。
でも、「神社の正面」に向かう参道、ここで唱えるのも悪くはありません。
鳥居をくぐって拝殿に向かう参道で、
山岳系神様だったら登山の途中で、です。
正式なご挨拶を〝入口〟でしている、ということですから、失礼にはなりません。
ですので、お賽銭箱の前で唱えるのはハードルが高いという方は、拝殿に着く前に唱えるといいです。
祝詞は声に出して唱えるものです。
人に聞こえない程度、ささやく感じでも大丈夫ですから、声に出します。
社殿の横や裏で唱えるのは、眷属に叱られることはありませんが、私だったらしないかな、と思います。