「大本山永平寺別院」「長谷寺専門僧堂」と書かれています。
私は「はせでら」と読むのだと勘違いしていました。
正しくは「ちょうこくじ」です。
境内に入った時の印象は「ごく普通のお寺」でした。
観光大歓迎という雰囲気ではなかったので、檀家さん用のお寺かな〜、と思いました。
入ってすぐに法堂(本堂)へ行って手を合わせてみましたが、仏様が遠いです。
距離があるため、コンタクトも不可能でした。
「麻布稲荷」という赤いのぼりが立っていたところです。
どう見てもその向こうにあるのは休憩所でした。
「どこにお稲荷さんが?」と、その休憩所に入ったら、天井近くに神棚が設置されていました。
ここにお稲荷さんがおられます。
一応、ご挨拶はしましたが……願掛けをするお稲荷さんではありませんでした。
観音堂です。
右に見えているのは入口の門です。
観音堂の前には石仏が2体置かれていました。
お不動さんは優しい系です。
厳しくはありません。
この観音堂に!
巨大な木造の、十一面観音さんがいました!
木造の仏像なので、しっとりとしたあたたかみのある優しい雰囲気です。
お顔も柔和で美しく、見ているだけで癒やされます。
観音さんの願掛けを叶える仕草から、由緒が間違っていないとわかるお寺です。
私はお寺を出て、バス停に行くまでの間、癒やされまくった効果が現れて、ふわ〜っとしていました。
究極の癒やしをくれる観音さんなのです。
【追記】
現在、観音堂は大規模修繕中だそうです。
なので、お堂の中に入ることができないらしく、観音様にお会いできない、とのことです。
工事の予定は年末までだそうですから、年が明けてから行ったほうが確実かも? です。
詳しいお話はこちらに書いています。
11月25日発売です。
コンパクトな文庫本になりました。
12月8日発売です。