今日は「神仏との約束」について、ちょっと書きます。
たとえば「このお願いを聞いてもらえたら、大好きなコーヒーを飲みません！」とか、
「このお願いが叶えてもらえるのなら、大好きなアイスクリームを我慢します！」とか、
「願掛けが叶うまで、おやつは食べません！」などの、
食べ物、飲み物を我慢する……という約束は、実は、神仏のほうは気にしていません。
人間側は「約束しますっ！ 真剣なのですっ！ こんだけ気持ちが入っていますっ！」と気合を入れて宣言していると思いますが、
神仏のほうは「あー、はいはい」みたいな感じで聞いています。（一部のお稲荷さんを除きます）
「約束」にしたければしてもいいけど？ という感じです。
ただの「頑張ります宣言」や、「とりあえずやってみます」的なものだと、ガチガチに重たく受け取っていないのです。
いい意味で、です。
よって、どうしても我慢できずにコーヒーを飲んでも、誘惑に負けてアイスクリームを食べても、まったく気にしていません。
にこにこと笑っているのです。
これは、しっかり確認をしたことがあるので、確実です。
ただし、食べ物、飲み物に関してだけ、です。
もちろん、お酒もそうですし、意外かもしれませんがタバコもそうです。
「でも、一応、約束したんだし……」と気になる方は、
参拝に行って、「すみません。約束をしましたが、つらいので撤回させて下さい」と、約束を解消させてもらうといいです。
礼儀正しいこの謝罪に、「そこまでしなくてもいいのに」と、神仏は微笑んで、約束を「ナシ」にしてくれます。
「食べ物・飲み物を我慢する」という約束は、そういうわけで、破っても心配はいりません。
けれど、厳しいお稲荷さんは話が別です。
この場合は、撤回しに行ったほうがいいです。
そのほかに関しては、「約束」は「約束」です。
大目に見てくれないことのほうが多いと思います。
なので、守ったほうがいいです。
でも、どうしても無理……というものは、ふたたび参拝して心から謝罪し、「取り消しをさせて下さい」と言えば、ナシにしてくれます。
相手は神仏です。
心から、誠意をもってする謝罪は、必ず受け入れてくれますので、気に病む必要はありません。
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