これは何回か本にも書いたので、ご存知の方もおられると思います。
霊格を下げてしまうと、見えない世界で、自分がもといた場所(世界)に戻れなくなります。
そこにいる他のソウルメイトたちは、地上に降りたら、ちゃんと生きて、あちらの世界に戻ります。
みんな一生懸命に人生をやって帰ります。
けれど、私がもし、この人生で、大嘘をついて高齢者を騙しその人の全財産を奪ったとしたら……
そこまで霊格を落とした私は、もといたところには戻れません。
仮に、他のソウルメイトたちが許してくれて、戻ってきてもいいよ、と言っても、波動の法則でそこまで行けないのです。
それで、霊格を下げないように、絶対神も、ご縁を下さっている神仏も、守護霊も、必死で守るわけです。
気づかせるためなら、バチのようなことも与えます。
それは、「怒り」からではありません。
「いかん、いかん。そんなことをしたら霊格を落とす……気づきなさい」と、なかば悲しみながら教えているのです。
絶対神も、ご縁を下さっている神仏も、守護霊も、その人のことが、本当に好きだからです。
可愛いからなのです。
なので、自分は神仏に目をかけられている、可愛がられている、と認識することも大切です。
これはうぬぼれているわけではありませんし、間違っていたらどうしようと気を遣う必要もありません。
相手は神仏です。
もしも、ご縁がいただけていなかったとしても、「可愛がられているんだな~、ルンルン♪」と純粋に喜んでいれば、苦笑しながらでもご縁を下さいます。
神仏とはそういう存在なのです。
人間は、長い魂の歴史の中で、輪廻転生を繰り返しています。
いろんな経験をして、苦労して……さらに苦労をして、上げて来た霊格です。
上げるほうは一気に上がらないのに、落ちるほうは一気に落ちます。
その結果、どうなるのかを知らない人間に、落としてはいかん、と警告をしてくれるのです。
その人を大切に思うから、矯正もします。
人はそれを、バチが当たった、と言います。
特に絶対神には見落としがないので、霊格を下げる行為をすると、その人を〝愛するがゆえに〟矯正します。
時には非常に厳しく矯正することもあります。
同じことをやったのに、あの人は矯正されていない。
自分だけがなんで? ということもあると思います。
これは、霊格が他の人よりも高い、ということです。
霊格が高ければ高いほど、同じことをしても、落ちる幅が大きいのです。
ストッパーがかかるのも、当然、大きくなります。
抽象的なお話では伝わらない部分があると思いますので、次回はもっと具体的に説明をします。
※続きます。