本日書く内容は、個人的見解です。

 

お坊さんやお寺の関係者の方々とは意見が違うと思われますので、そこをご理解のうえ、お読み下さいますようお願い申し上げます。

 

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供養についての質問を時々、もらいます。

 

ここ最近、多いのは、宗教・宗派を越えた供養についてです。

 

私に信仰のタネを授けてくれて、神様や仏様、幽霊など、見えない世界に詳しかった祖父母は、母の両親です。

 

母方です。

 

父は、ほぼ無宗教という感じで育ったのですが、代々の家の宗派はもちろんあります。

 

浄土真宗です。

 

こちらは、位牌を作らない、持たないという宗派ですが、

 

父方の祖父の位牌はあります。

 

ついでに言えば、母方の祖父母の位牌も、同じ仏壇に入っています。

 

けれど、なんの問題もなく、仏壇内は平和です。

 

宗教に関しては、何をどう考えるのか、どこまで受け入れるのか、宗教の教義にどこまで従うのか……

 

など、いろいろと難しい部分があると思います。

 

でも、一番大切なのは「故人を思う気持ち」です。

 

亡くなった家族が、

 

亡くなった愛する人が、

 

亡くなった仲のよかった友人が、

 

亡くなったお世話になった知人が、

 

あちらの世界で穏やかに、心地よく、にこにこと笑顔で過ごせるようにお手伝いをしたい……。

 

その人たちが、50回忌の向こう側に早く進みたいと頑張っているのなら、応援したいし、たくさんのサポートを送ってあげたい……。

 

このような、故人を心から思いやる、崇高な気持ちが、すでに供養なのです。

 

そして、この思いは、宗派で決まっていることを正しくしなければ届かない、というものではありません。

 

以前にも書きましたが、仏教徒ではない人に写経をプレゼントしても、供養はちゃんと届くのです。

 

故人が、仏様に詳しくなくても、仏様を知らなくても、写経は本当に喜んでもらえます。

 

逆に言えば、決まりごとだからと頑張ってお金をかけて供養をしても、そのせいでふところが寂しくなって、しょんぼり……

 

という供養は、故人に喜んでもらえません。

 

なぜなら、そのしょんぼりした気持ちも届くからです。

 

というわけで、供養に関しては、自分の思うやり方で問題ありません。

 

それが「送る側」「送られる側」の、どちらかの宗教・宗派を越えていても、ちゃんと届きます。

 

さきほどの話に戻りますが、浄土真宗でも位牌を持っていいと思いますし、実際に、私の実家はそうしています。

 

宗派的には……ダメなのかもしれませんが、位牌自体は仏教のものですから、心配はしなくても大丈夫です。

 

大切なのは、本人の「故人を思う気持ち」なのです。ニコニコ


 

 

 

 

 

 

 

 

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