これは書くかどうか悩みましたが……やっぱり書いておこうと思います。
私は一度、呪いにかかったことがあります。
(詳細は『にほんの結界 ふしぎ巡り』という本に書いています。ブログでは2020年11月10日の記事にこうするとかかりますよ、ということを書きました)
その時は、これは特殊なパターンだろう、他のところには、こういう呪いのようなものはないだろう、と思っていました。
が、しかし……ですね、意外とあるのです、呪いがかけられるところって……。
先にお断りしておきますが、2回目の呪いにかかった場所や内容は書けません。
呪いを解く条件のひとつに「書かない」というのがあったためです。
呪いが解けたから、こうして今、元気なわけです。
なので、なんとなくでもわかるような内容を書いて、また何か障りが出たら困ります。
その呪いは徐々に痛みが増していくもので、一番ひどい時はじっと動かずに、安静にしていても激痛でうんうん唸る……というものでした。
激痛のせいで、トイレに行くのも苦痛、シャワーも無理、という状態だったのです。
呪いだとわかっていたので、病院よりも大きな神様がいるところに行かねば……と、頑張って、ある神様に事情を聞きに行きました。
すると、やはり強烈な呪いがかかっていたのです。
しかも、その呪いは神様にも完全には解けないという特殊なものでした。
呪いの残骸が残るというのです。
それは、生物にだったら引き取ってもらえる、と神様がいいます。
え? 身代わりになってもらうってこと? いや、それはできない……
ということは、一生このまま? と本気でビビりました。
神様は、植物に引き取ってもらいなさい、とアドバイスをくれました。
1本だけに引き取ってもらうと、その木は枯れてしまうから、10本に分けて引き取ってもらえばよい、と教えてくれたのです。
呪いの残骸は、10分の1程度だったら、まったく問題ないとのことでした。
というわけで、神様に呪いを解いてもらい、残骸部分は植物10本に引き取ってもらったのです。
その日は、寝るまで痛みは収まりませんでした。
けれど、翌朝には、スッキリとすべての痛みが消えていたのです。
完全に消滅していました。
自分が2回体験して、呪いは恐ろしい、ということを痛感しました。
そして、呪いは、全国どこにでも存在する、ということも思いました。
2回目の呪いがかかった場所で、私は「ここはヤバいな」「怖いな」「秘密がありそうだな」と思いました。
危険だということは察知したのです。
実は、守護霊にも止められました。
それなのに、「ま、大丈夫でしょ」と、甘~く考えたのです。
なめていた、という表現のほうが正しいかもしれません。
まさか呪いがかかるとは思いませんでした。
その場所は、もちろん神社やお寺ではありません。
教会でもありません。
ですから、神社仏閣など、神仏がいるちゃんとしたところは大丈夫です。
私は神様の声が聞こえるから助かりましたが、もしも、神様の声が聞こえなければ、生物にしか呪いの残骸を引き取ってもらえないことはわからないと思います。
呪いを解いてもらっても、残骸のせいで、一生なんらかの障りをかかえて生きていくことになるのです。
甘く考えると怖いことになるかもしれません。
ですから、ここはヤバそうだな、ここには何か秘密がありそうだな、と感じるところには、行かないほうがいいです。
私は二度と、危ないところ、怪しげなところ、秘密が隠されていそうなところには行かないことにしました。
皆様も軽く考えず、恐ろしいことになる可能性もあるので、ご自分のために用心はなさったほうがいいと思います。