降圧剤を飲むことにして、ホッとしていた私でしたが……
副作用が出ました。
どうやら私は、薬の副作用が出やすい体質のようです。
というのは、ずいぶん前に飲んだ薬でも副作用が出たことがあるのです。
毎年受けている健康診断の、結果を聞きに行くと、悪玉コレステロール値が高めだと言われました。
お医者さんに、薬を飲んだほうがいい、と強めに言われたので、飲むことにしたのです。
その薬で副作用が出ました。
で、別の薬に変更してもらったのですが……違う薬でも、副作用がひどく出たのです。
結局、飲まなくてもいい数値だということで、飲むのをストップしました。(う~ん、だったら、どうして飲むように強く言ったのだろうという疑問は残りました……)
この時のことはすっかり忘れていたのですが、血圧を下げる降圧剤でも副作用が出たのです。
母は20年以上、高血圧、高脂血症、糖尿病の薬を飲んでいますが、まったくなんともありません。
私のまわりには意外と高血圧の薬を飲んでいる人が多いのですが、副作用の話は聞いたことがないです。
ですから、降圧剤はポピュラーな薬なのだと思っていました。
その薬で副作用が出たので驚きました。
ポピュラーな薬といえば……元夫の体験です。
彼はなんと、ビオフェルミンで副作用が出ました。
お医者さんにそのことを伝えたら「ありえない」とハッキリ言われたそうです。
「気のせい」とまで言われたらしいのですが、元夫が副作用がしんどいことを一生懸命に訴えたため、別の胃腸薬が処方されました。
すると、副作用はスパッと消えたのです。
多くの人が大丈夫だから……多くの人が飲んでも問題ない、ポピュラーな薬だからといっても、自分が大丈夫かどうかはわからないのですね。
体質は人それぞれで、その薬の成分が合わないこともあるわけです。
なので、私の場合も、降圧剤を別のものに変えてもらうしかないな、と思いました。
降圧剤はたくさん種類があるだろうだから、私に合う薬もきっとあるはずです。
副作用は若干しんどかったのですが、我慢できないほど、きつくはありませんでした。
なので、翌日からの取材も普通どおり出かけました。
取材で訪れる予定の中には……高野山が入っていました。
※続きます。