前回はラップ音について書きましたが、今回は別のスピリチュアルな音についてです。
お寺は神社と違って、参拝をすると、本堂や不動堂など、お堂の中に入れてくれるところがたくさんあります。
お堂の中に入って、ひとりきりだと、仏像と自分だけという空間です。
もちろん、シーンとしています。
他に誰もいない、仏像はまったく動かない、それなのに……
音がした! という経験をした方がいらっしゃると思います。
え? 誰か来たん? と見回しても、自分ひとりだけ……
音が鳴る原因はまったくない……
となると、「今の音は幽霊?」と思ってしまうかもしれません。
そうではなく、これは眷属です。
眷属は、超大ベテランから、ほやっほやの新米まで、キャリアはそれぞれです。
新米眷属はまだまだ慣れていないところがあり、うっかり音を立てることがあります。
これは神社でもよくあることです。
ただ、神社のほうは、基本、外から参拝をするようになっています。
お堂の中のようにシーンとしていないので、気づきにくいのですね。
「あちゃ~、失敗した~。てへへ」みたいなことがあるので、神社仏閣での物音は怖がらなくても大丈夫です。
眷属は自然の中に、うっかり姿が出てしまうこともよくあります。
こんな感じですね。
龍の姿が雲となって見えるのも、龍が意識してそうしている(見せている)場合と、うっかりの時があるのです。
というわけで、神社仏閣で、原因が見当たらないのに「音がした!」という時は、
「眷属さん、聞こえましたよ~」と言ってみるのもいいと思います。
すると、もう1回音が鳴るとか、いきなり蝶々がひらひら飛んでくるとか、フフフと照れ笑いが聞こえるとか、
何か別の楽しい反応があるかもしれません。