神社参拝をしている時に、どんぐりが頭にポトンと落ちてきた……
この現象は、とてもありがたいことなのですが、嫌われた? 叱られたの? と考える方がいらっしゃるようです。
逆ですよ~。
参拝していると、木の葉がハラハラと頭や胸に落ちてきたり、木の実がコロンと落ちてきたりすることがあります。
神様や眷属が歓迎の声をかけても、その人に聞こえないとなれば、ハッキリとわかるように歓迎のサインをくれます。
しかし、近くに蝶々がいなかったり、トカゲがいなかったり、という日もあるわけです。
でも、木の実ならある……となれば、木の実を落として気づかせます。
歓迎のサインなのです。
イタズラ好きな眷属だったら、木の実を頭にコロンと落として、
落とされた人が目を真ん丸にしてビックリしたり、
周囲をキョロキョロ見回したり、
首をかしげたりする様子を楽しんでいることがあります。
そのようなイタズラは、好意を持った人間にしかしないので、もしもされたら、それは喜ばしいことであり、名誉なことでもあります。
まれにですが、その人に何かよくないものが憑いていたら、それを落とすために木の実を「当てる」ことがあります。
本人を転ばせて憑き物を落とすこともあるのですが、木の実があれば木の実を当てて落とします。
どの理由にしてもありがたいことですから、そのような体験をしたら、悲しむのではなく、喜んだほうがいいです。