皆様、ありがとうございます。
新刊が11月12日に、宝島社さんから発売されます。
タイトルは 『にほんの結界ふしぎ巡り』 で、
定価は 1,540 円(税込)です。
この本のメインテーマは「神社と図形のパワー」です。
神社の位置を頂点とした図形、神社の位置を星として見た図形に、パワーがあるのかどうか……という検証をしました。
たとえば、平将門さん関連の7つの神社(場所)は、北斗七星の星として描かれているという説があります。
その北斗七星は本当に結界を張っているのか?
北斗七星という形にパワーはあるのか?
ということを、私が実際にまわって検証をしています。
同じく、坂上田村麻呂さんが作ったという津軽北斗七星というものがあって、こちらはなんのためだったのか?
そしてこの北斗七星はどのような影響があったのか……
ということも、私が実際に現地に行って解き明かしてきました。(坂上田村麻呂さんの北斗七星は私の本を読んでからまわることをおすすめします。うっかりまわると強い作用があります)
同じく五芒星という形についても検証をしています。
五芒星とはこのような形です。
五芒星は陰陽師である安倍晴明さんが好んで使っていた図形です。
上の写真は2枚とも「晴明神社」です。
ですから、そこには何か……世間には公表していない神秘的な力があるのではないか? と思いました。
まずは、地図上に描いた形どおりにまわってみました。
形自体に力があるかどうか、の検証です。
次は、5つの頂点が神社となっている、巨大な五芒星をまわりました。
この検証を進めていくなかで、安倍晴明さんという人物の偉大さに、改めて気づいた場面もあります。
アイデアがすごいのです。
「都市伝説」「ミステリースポット」「結界」など、見えない世界を別の面から踏み込んでみて、そこから貴重な情報も得ています。
江戸時代の結界であるという「五色不動」もまわりました。
この時にお不動さんから教わったのは、生き霊や強い悪霊、しつこい他人からのイヤな念などを1日でクリアにする画期的な方法です。
もちろん、東京だけでなく全国で実践できます。
江戸時代のミステリースポットといえる「本所七不思議」もまわりました。
夜、幽霊の世界と過去に意識を合わせて歩くとどうなるのかを、私が体験し、それを書いています。
現代の代表的な都市伝説にも挑戦しました。
「小さいおじさん」「宇宙から光の柱が見えた神社」です。
どちらも実際に神社を訪れて、事実をしっかりと見て、それをそのまま書いています。
最後の章では4社の神社をご紹介しています。
4ヶ所とも特徴のある神社であり、行ってみたいと思われる方は多いと思います。
なぜ本殿の裏側が心地よいという神社があるのか? という理由も聞いてきました。
立身出世のごりやくが大得意という、ご自身が出世されているお稲荷さんのお話も書いています。
見えない世界を、いろんな角度から検証した、盛りだくさんの内容となっています。
実はこの本の取材をしていて、私は呪いにかかりました。
遠い古代の呪いでも、かかる時はかかるのです。
そのような場所は軽い気持ちで行ってはいけないということ、呪いは本当に怖い、ということを学びました。
私の呪いを解いてくれたのは神様です。
この貴重な体験もそのまま書いていますから、どなたかの、何かの参考になれば嬉しいです。
リンクを貼っておきますので、興味がおありの方は一度詳細をご覧になってみて下さい。