三十三間堂に手を借りに行った、それも自分用ではなく、おじいちゃんやおばあちゃんなど人のために……という方がおられると思います。
この場合、返すのはいつなのか……と言いますと、いつでも大丈夫です。
その方が亡くなったあと、「返す」ことは必須ですが、いつ、というのは決まっていません。
仏様は喪中を気にしなくていいので、49日の前でもいいですし、そのあとでも、行ける時に行けばオーケーです。
でも、10年後というのは、さすがにちょっと……と思うので、私だったら、2~3年以内に行くかな、と思います。
神様や仏様にお願いをして叶えてもらった、
危ないところを助けてもらった、
ピンチから救ってもらった、
などなど、お礼を言わなければ! すぐにでも行かなければ! という方がおられると思います。
でも、神様や仏様は、お礼はそんなに気にしていません。
というのは、神仏が助けても、悪気なく、全然気づかない、という人もいるからです。
皆様の中にももしかしたら、子どもの時のあのミラクルは神仏の助けだったんだ、と大人になって気づいたという方もいると思います。
つまり、まったく悪気なく、お礼を言わない人のほうが多いのです。
なので、お礼を言いに神社仏閣に行くと、「わざわざ礼を言いに来たのか、よしよし」と褒めてもらえます。
眷属も、自分の親分を心から敬うその人に、好感を持ってくれます。
眷属はニコニコです。
行くだけで、喜んでもらえるのです。
いつ行くのか……は、関係ありません。
本当に、行ける時でいいのです。
私は4年前に、上賀茂神社の境内社である片岡社にお願いをして叶えてもらいましたが、お礼に行ったのは今年です。
4年もたっていますが、全然かまわないのです。
来るのが遅いと言う神仏はいませんし、それで印象が悪くなるということもありません。
遅いお礼だから喜んでもらえるのが減る、ということもないです。
なので、まだ行かなくても大丈夫かな、遅くなったら失礼かな、と心配するよりも、行ける時がきたらお礼に行って喜んでもらお~っと♪ くらいの気持ちでいいと思います。
【追記】
三十三間堂のところに2〜3年以内と書いているのは、「お礼」だけでなく、「借りたものを返す」「返さなければいけない」からです。
上賀茂神社のほうは「お礼」だけなので4年たってもいても問題ありません。
今年のカレンダーも来年のカレンダーも、パワーやご神気、エネルギーなど良いものがしっかりと、すべての写真に写り込んでいます。
その年が終わったあとは、捨ててもいいのですが、保管して時々見ていただくことがおすすめです。