縁起物に期限はありません。
ただ、神社仏閣で購入したものは、1年たてば、その神社、そのお寺の波動は消えてしまいます。
なので、波動入りの縁起物として家に置いておきたい、神仏の波動が消えた縁起物より、波動入りのほうがいい、と思われる方は1年を目安に交換します。
私もほとんどを1年で交換していますが(処分も含みます)、運を呼び込むパワーがまだ強いというものは継続して飾っています。
運を呼ぶ力は波動とは別ですから、「まだ運を呼ぶ力があるな~」と思ったら、そのまま飾っておいても問題ありません。
そのへんは「どう感じるか」というご自分の判断でいいと思います。
しばらくして、そんなに運気が上がっていないかも? となれば、そこで交換しても遅くないからです。
「眷属が宿っていると思われる絵馬も1年で交換していいのでしょうか?」と思われた方がいらっしゃると思います。
縁起物に宿る場合、この縁起物は〝ご神体〟ではありません。
なので、交換はオーケーです。
ただ、神様に「1年で違うところに宿って下さいね」というのもどうなのか……という問題があって……う~ん、3年くらいはそのまま飾っておいたほうが、礼儀としては正解です。
でも、その縁起物があまりにも汚れた場合、同じ神社に行って、まったく同じものを購入するのはかまいません。
たとえば絵馬だったら、絵馬を買う神社を変えてしまうと、新しくした神社の波動と、来ている眷属の波動が合わない、ということがあります。
なので、買い替える時は、同じ神社の絵馬にする、その神社に行けない場合は、他にも何枚か用意をしておくことがベストです。(合わなかった場合、他の絵馬に宿ってもらうためです)
ちなみに、神棚に入ってくれる神様は「お鏡」に宿ります。(神様に来てほしいという方は、お社の中に入るサイズの小さなお鏡を、おふだの前に置いておきます。神様はお鏡のほうが断然宿りやすいなど、詳細は『神様が教えてくれた 縁結びのはなし』に書いています)
このお鏡は〝ご神体〟ですから、交換してはいけません。
お鏡は何年たっても、たとえ古くなったとしても、簡単に変えてはいけないのです。
神様が宿っているご神体だからです。
ここが、フリープランでふらっと来る眷属と違うところです。
我が家にはお稲荷さんが時々来てくれます。
以前は、来られた時に絵馬に宿っていたのですが、その絵馬がそろそろ2年になるという頃に、可愛いアニメの絵馬を見つけました。
「こっちのほうが可愛いからいいかな~」と隣に吊っていたら、日枝神社で狐の置物を買うよう指示されました。
これですね。
今も冷蔵庫の上に置いています。(波動が切れても、3年以上はこのままの予定です)
2年弱で、絵馬から狐の置き物に、ご自分から宿り替えていますから、フリーでくる神様や眷属はそんなにこだわらなくてもいいのかもしれません。
でも1年で交換は早いです。
ちなみに、絵馬の飾り方で一番いいのは、神社で絵馬を掛けていることからもおわかりのように、紐で吊り下げて、絵馬自体が風で動けるよう余裕を持たせた状態です。
棚などに立てるのも悪くないです。
でも、ベターッと寝かせるのはNGです。
ペットがいるお宅でもお稲荷さんをはじめ、どこの眷属も気にせずに来てくれますから、そちらも心配いりません。