本日、3回目の更新です。
「三蔵法師玄奘」のゆかりのお寺として知られている大慈恩寺です。
後ろに見えているのは、三蔵法師がインドから持ち帰った経典や仏像などを保存するために建立した塔、「大雁塔」です。
三蔵法師って本当にいたんだ~ と、そこがなんだか不思議な感覚でした。
昔、テレビでやっていた「西遊記」では、三蔵法師は夏目雅子さんで、その印象が強いのです。
「大雄宝殿」は本堂のことです。
ここのご本尊は普賢菩薩です。
観音堂もありました。
金ぴかの観音様です。
像が手を上げているところに、ちょうどオーブが写っていました。
こちらは財運の仏様だそうです。
美しい仏像ですね~。
天井は怖い感じに作られた龍でした。
境内です。
この塔は、当初は5層だったらしいのですが、現在は7層になっています。
風鐸が、
カラン、カランと優しい音を鳴らしていました。
大雁塔内部です。
歴史的な建物なので、何かそのような展示物があるのだろうと思っていましたが……。
この展示品と……あとは何があったっけ? というくらい、何もありませんでした。
7階です。
眺めはよかったです!
西安の街が一望です。
ここでも長安を思いました。
というわけで、大雁塔は景色を見るだけでした。
いい「気」が漂っていたところです。
イラストが可愛いので、
撮ってみました。
西安の街では、あちこちで空海さんにお話を聞きました。
「長安で差別はされなかったのですか?」という質問もしてみました。
差別はまったくされなかったそうです。
長安の人々はいい人ばかりだったのですね。
空海さんは「長安はよい都だった」と、しみじみと言っていました。
新しいもの、興味深いものがたくさんあり、たくさん学んだそうです。
充実した日々で、本当に楽しく、面白かったみたいです。
ずっといたい気持ちがなかったわけではない……ということも、チラッと言っていました。
もしかしたら、もっと滞在したかったのかもしれません。
でも、空海さんにはそれよりももっと大きな、優先すべき、というか、自分を動かす強い気持ちがありました。
「日本のことが心から好き」
そのために努力を惜しまず、滞在期間も切り上げて帰国しています。
生きていらした時から素晴らしいお人だったのです。
空海さんと長安のお話はこれで終了です。
洛陽という都市に「関帝廟」があるので、西安から行ってみました。
そのお話を次回、書こうと思います。
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