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更新メールが届いた方、申し訳ございません〜。
せっかく空海さんの師匠である恵果阿闍梨に会えたので、ここは何か、お言葉をいただかなければ! と思いました。
そこで、つい、空海さんに「恵果阿闍梨から日本の方へ、何かお言葉をいただくことはできますか?」と聞くと、
「直接いただきなさい」と言われました。
恵果阿闍梨に向かって礼をして、「日本に持って帰るお言葉をひとつ下さい」とお願いしました。
すると、恵果阿闍梨はにっこりと微笑んで、優しい口調でこう言いました。
「素直であれ」
この言葉……ものすごーく簡単なように思うかもしれませんが、非常に深いです。
人を疑うな、という意味ではありません。
誰でも何でも信じなさい、と言っているわけでもないのです。
これは「受け入れる心」のことを言っています。
スポンジが水を吸うように、素直にまっすぐ受け入れる、そのような心を持つことが大事だと言うのです。
空海さんやお坊さんだったら、仏教の教義、師匠の教え、修行での悟りとかそういうことだと思うのですが、
私たち一般人だと、たとえば、神仏が自分を守ってくれていることに気づいた、その感覚、
神仏が歓迎してくれていることをなんとなくでもわかった、その感覚などです。
空海さんは長安で教えられたことを、スーッと受け入れられる「素直な心」があったから、本人の中にたくさんのものが入ったそうです。
素直でなければ、本人の中に入っていきにくいらしいのです。
教えられたことを、頭で覚えることはできても、本人の中には入らない、のですね。
「覚える」のと、その人の「中に入っていく」のとでは、大きな違いがあるそうです。
素直であれば、たくさんのものを自分の中に受け入れて、たくさんのものを身につけられます。
そうすることで、本人が大きく成長するそうです。
人として素晴らしい人格になります。
その教えを聞いて、なるほど~、と深く納得しました。
わかりやすいお言葉でありがたかったです。
もしも私が仏教に詳しかったら、お経の中から選んだ難しい話をしていたかもしれません。
このお経はこう解釈しなさい、とか。
この子は仏教にうといんです、と空海さんがあらかじめ説明をしてくれてよかったです。
神仏の優しさや、恩恵、ご加護、守ってもらえるありがたみなど、信じるべきものは、もっともっと素直な心で、自分の中にいっぱい受け入れよう!
という学びをもらえた、ありがたいお言葉でした。
メッセージに個人的な返信は差し上げておりません〜。
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