2019年7月に参拝しました。
どっしり落ち着いている、という神社です。
楼門です。
しめ縄の真ん中の蝶々結びが可愛いですね。
楼門の随身(随神)にお供え物がされていました。
随身にお供え物……素敵ですね。
狛犬と違って、随身には眷属は入っていないことが多いのですが、ここはちゃんと入っていました。
随身に入っている眷属は、一生懸命に境内入口を守っているので、境内はスカ~ッと爽やかです。
お天気が悪かったので、青空ではありませんが……
境内は気持ちの良い聖域であり、聖域度が高かったです。
この神社でのおすすめは境内社の「奏者社」です。
私が境内を見つつ、ここで写真を撮っていたら「こっちこっち」と呼ぶので行ってみました。
このお社が奏者社です。
地元の人がいて、手を合わせていました。
見ていると、この女性は、その後、拝殿へ行って手を合わせます。
あれ? と思っていると、すぐに次の人がやってきました。
こちらも地元の高齢の女性です。
「なんたらかんたらで、ありがとうございます!」「あれがああでこうで、ありがとうございます!」と、このお社に向かって、声に出してお礼を言っていました。
奏者社の神様は、ニコニコと嬉しそうに聞いています。
それから女性は拝殿に行き、手を合わせていました。
奏者社の写真を撮っていると、またしても地元の人が来て、ここに手を合わせてから拝殿に行きます。
どうやら、ご祭神に手を合わせる前に、ここの境内社にご挨拶をするのが、この神社の参拝の仕方のようです。
近づいてみたら、このような案内板がありました。
奏者社の神様は、ものすごーく気さくです。
ご祭神の神様のほうは威厳があって、なんだかとっつきにくい……
という雰囲気なのですが、こちらの神様は、人のいい、親戚のおじちゃんという感じなのです。
人が来たので、横によけました。
神様の服装の表現が難しいのですが、しいて言えば、神職さんが魚をさばく時のような格好をしています。(グーグル画像で「神社 魚をさばく」で検索すると、写真が何点か出てきます)
常ににこやかで明るい神様、というご神気が伝わっていますでしょうか。
この神様に願掛けをするのもいいのですが……
眷属を持っていないので、叶う確率はやや低いと思ったほうがいいです。
それよりも、この神様に、「ご祭神にこういう願掛けをしようと思います」と、事前に報告しておくことがおすすめです。
そうすると、その後拝殿でお願いをする時に、この神様がしゅっと来てくれて、一緒にご祭神にお願いをしてくれるそうです。
優しいですね。
境内社の神様が口添えをするので、叶いやすい、とのことです。
こちらが拝殿です。
しめ縄の真ん中が可愛いです。
帰りにもう一度、奏者社の神様にご挨拶をしてから失礼しました。
メッセージに個人的な返信は差し上げておりません~。
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