2018年に行った時のお話です。
従妹と従妹のダンナさんと、観光地ではないところも訪れました。
こっちを見ているおじさんの向こうに肉がぶら下がっています。
陽気なおじさん、素敵ですね~。
ロバは観光用ではなく、普通に働いています。
何が売られているのかわかりませんが、このような売られ方をしているのを見ると、「下のほうは大丈夫なのかな?」といつも思います。
こちらは観光客が行かない、地元の人の生活空間にあるお店です。
パンはこのようにして売られているんですね。
地元のスーパーです。
これもですね、下のほうは大丈夫なのだろうか……と思いながら、
ぐるりと見ていたら、
きゃ~! トマトが!
やっぱり傷んでますね。
でも値引きなしです。
こちらは、この町を歩く時に車を停めた場所です。
このような場所は路上に縦列駐車をします。
で、駐車しようとすると、どこからともなくおじさんがやってきます。
そして、頼んでもいないのに、誘導するのです。
「オーライ、オーライ、はい、オッケー!」みたいな感じの、軽い誘導です。
従妹のダンナさんは運転が上手なので、誘導は必要ありません。
というか、そもそも、頼んでいないのです。
でも、車から降りると、おじさんはドライバーに向かって手を出します。
誘導したからお金をはらってね、という意味です。
従妹のダンナさんはいくらか渡していました。
モロッコという国が、だったのか、この地域が、だったのか、そこは覚えていないのですが……全員が働けるほどの、十分な仕事がないそうです。
この駐車誘導は正式な職業ではありません。
つまりやっている人は、勝手にやっているのです。
しかし、仕事がないため、このようにしてでも働かなければ食べていけないということで……そこはみんな、事情がわかっているみたいです。
なので、誘導してもらったことに対して、いくらかのチップを渡している、と言っていました。(チップはチップというほどの金額ではありません。ものすごく少額です)
見ていると、他の車もチップを渡していました。
助け合いの精神なのだな~、と思いました。
仕事がない人や貧しい人に対して、こういう手の差し伸べ方もあるのだということを知った出来事でした。
4月22日発売です。
メッセージに個人的な返信は差し上げておりません~。
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