夢にはいろいろな種類があります。
本当にただの夢、というものもありますが、
あちらの世界とつながってあちらの世界を見ている(自分があちらの世界に行って修行している時も夢で見ます)、
あちらの世界からもらった情報を別のものに変換して見ている、
将来に起こることを予知している、
魂が感じていることを夢で表現している……というものもあります。
あちらの世界からもらった情報を別のものに変換するというのは、たとえば、亡くなったお父さんが来て「成仏したよ、ありがとう」と言った言葉を、別のものに変換して見る、ということです。
それは笑顔のお父さんだったり、うどんを食べているお父さんだったり、川の流れだったりするわけです。(この「夢枕に立つ」という部分は『死んだらどうなるの?』という本に書いています)
「魂が感じていることを夢で表現している」のはどういうことかと言いますと、魂が夢で、何かを知らせている、ということです。
たとえば、現在の生き方が予定していたものとちょっと違う……という場合、魂は「ちょっと違うけどなぁ」と思っているわけです。
本当はAをしたいのに、周囲に遠慮したり、自分を誤魔化したりして、Bで我慢をしている……
このような時、魂は「Aをしたい」「この状況はよくないな」と思っています。
その魂の思いが夢となって現れることがあるのです。
このような場合に見る夢は、歯が抜ける夢です。
歯が次々に抜けていくので、良くないことが起こる前兆? 怖い夢? と思うかもしれませんが、違います。
これは、「そろそろ始動しなきゃ」と魂が思っている夢です。
この人生でこれをやってみよう! と何かを計画している人が、その計画にまったく手をつけていない時に現れます。
ですから、歯がぽろぽろ抜けていく夢を見たら、それは予定した計画と違う生活を送っている、ということなのです。
それは近所の子どもたちにサッカーの楽しさを教えるという計画かもしれませんし、地域を活性化させるプロジェクトを立ち上げるという計画かもしれません。
なんだろう? と、いろいろと考えていくと見えてくるものがあるように思います。
夢に変換されるものが、なぜ「歯」なのかは私にもわかりません。
「歯が全部抜ける夢をしょっちゅう見るのです。不吉なことが起こるのでしょうか?」というメッセージをいただいて、山岳系の神様に聞いたところ、このように教えてもらいました。
他にも、誰かが亡くなる夢は、「予知夢!? 」とビビるかもしれませんが、その多くは、その人をもっと大切にしなきゃ、もっと優しくしたほうがいいかな、と〝魂が〟思っているという夢です。
トラウマが見せる夢も、わずかですがあったりしますから、全部が全部、当てはまるとは言えませんが、このように、夢には魂の思いが反映されているものがあるのです。
4月22日発売です。
メッセージに個人的な返信は差し上げておりません~。
こちらに詳細を書いておりますので →コチラ 何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。