このお寺を目指している時に、うっかり電車を乗り間違え、湧蓮寺に出合うことができました。
湧蓮寺の参拝を終えたあと、本来の目的だった「新荘地蔵庵」へと行きました。
ここの参拝を決めた理由は、台湾で「ご本尊」として祀られているお地蔵さんに会いたかったから、です。
とっても華やかなお寺でした。
今回参拝したお寺の中で、
一番、派手でキレイかも? と思いました。
ずっと見ていても、飽きない美しさです。
電光掲示板付きです。
じっくり見ないともったいない装飾なのです。
香炉の奥が本殿です。
幼稚園児くらいの男の子とその両親が、お供え物をどっさり持って参拝に来ていました。
仏様にごく普通にお供え物をしている、それが堂々とできる台湾はいいな〜、と思いました。
お供え物がたくさんです。
ペーパークラフトのお供え物は、私にはわかりませんでしたが、何か意味があるのでしょうね。
ご本尊のお地蔵さんです。
日本のお地蔵さんと違って、厳しめです。
あ、でも、お地蔵さん特有の優しい雰囲気はあります。
本殿左横です。
1階にも2階にも仏様が祀られていました。(本殿右側もです)
1階の境内社です。
冠が印象的ですね。
仏様方が明るいため、お寺の「気」も明るくなっています。
立派な冠をかぶった仏様の前にダンボールが……。
お供え物もあって、参拝もされているのに、横にカゴが……。
こんな細かいことにこだわって見ていたのは、私だけだったかもしれません。
1階から2階への途中に、
屋根の飾りを見学できるよう、
外に出られるようなところがありました。
芸術作品を間近で見られて、ありがたかったです。
2階の仏様です。
表情に個性があります。
「太歳殿」です。
十干十二支(じっかんじゅうにし)の仏様が安置されています。
十干十二支は60年でひとまわりですから、生まれた年は60年に一度、60個の中のひとつ、です。
その年を守る専門の仏様がいて、持物がすべて違うのです。
ここで自分の生まれ年の仏様を見つけるのが、すごく楽しかったです。
探していると、現地の方がお参りに来て、自分の仏様だけに手を合わせていました。
こちらが私の生まれ年の仏様です。
剣とコブラを持っています。
どの仏像も日本とやや違っていて、
興味深く、勉強になりました。
こちらの仏様はお耳が!
福耳ですね。
2階でもお経を勉強している人がいました。
こちらは壁に用意されていた紙のコップです。
開くとコップになります。
これを1枚取って、
お水をいただけるのです。
9月の台湾は暑かったので助かりました。
龍山寺にも同じ給水機のサービスがありました。
ひっきりなしに参拝者が訪れています。
生活に密着した信仰の場のようでした。
生まれ年の仏様は皆さん、興味がおありだと思うので、別の記事としてご紹介しますね。
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