兵馬俑は、前回ご紹介した1号坑だけではなく、2号坑と3号坑もあります。
1号坑の出口を出たところに3号坑があったので、こちらから先に入りました。
3号坑は広くありません。
ここは軍事司令部だと考えられているようです。
きゃ~。
頭がない人形ばかりです。
うわぁ、頭がなかったら、たとえ人形でも「ひ~」というくらい怖いですね。
こちらが正面です。
馬が4頭いる後ろに4人います。
4人乗りの戦車だそうです。
ここの人形はエリートなのですね。
3号坑が広くなかったので、2号坑もそんな感じなのかな、と入ってみました。
2号坑はそこそこ広かったです。
あ、でも、1号坑の半分くらいでしょうか。
人形が並んでいるわけではなく、このようになっています。
まだまだ発掘、修復の途中らしいです。
壊れていますね。
軽くかぶされている土の中に人形や馬などがあるのかな~、と思ったら、説明版がありました。
どうやらそうらしいです。
なので、発掘途中の壊れたものを見る、という感じです。
土を焼き固めて作った人形なので、簡単に壊れるのでしょうね。
修復するの……大変そうです。
2号坑の端っこには、壊れずに発掘された人形が展示されていました。
こちらは案内板です。
土に埋まっていたんですね~。
1メートル80センチくらいあったと思います。
騎兵です。
「中級军吏俑」と書かれていました。
「军」は「陸軍」だということです。
「俑」は、お墓に副葬品として埋められた像のことです。
この人形は中級軍吏ですね。
私はどこにも写っていないのですが、私っぽく見えるかも? という人がいて、そのような部分はモザイクにしています。
こちらは「高級军吏俑」です。
鎧が豪華になっています。
前からはわかりませんが、冠も豪華ですね。
こちらは案内板にも載っていた、有名な人形です。
兵馬俑から、秦の始皇帝陵まで、無料のシャトルバスが出ていました。
5分くらいの距離に秦の始皇帝陵があるのです。
兵馬俑は押すな押すなの混雑ぶりでしたが(1号坑の右側通路です)、秦の始皇帝陵は驚くほどガラガラのスカスカで、ほとんど人がいませんでした。
私は実際に、ここに行くまでは、兵馬俑はパワスポなのでは? と思っていましたが……。
全然、違います。
遺跡として感動するくらいすごい兵馬俑ですが、この場所にパワーはなく、パワスポではありませんでした。
逆に、秦の始皇帝陵は、え? こんなに簡素な(雑な)造り? という陵でしたが、ここには驚くべき力がありました。
いつも思うのですが、行ってみないとわからないことって多いですね。
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