おふだのことで、いろいろと悩まれている方が多いようです。
おふだと神棚の質問が、たくさん届きました。
まずは前回の補足ですが、真ん中のおふだをお返ししたら、向かって右側にあるおふだを真ん中に、向かって左側のおふだを右側へと移動します。
そして新規で購入したおふだを左側に置きます。
引っ越しなどでお返ししたおふだを、もう一度お祀りする場合の位置はどこなのか……?
これも神様で考えるとわかりやすいです。
たとえば、京都に住んでいて、伏見のお稲荷さんを真ん中に祀っていたとします。
ご加護をたくさんいただいてお世話になっていましたが、東京に引っ越しをするので、伏見お稲荷さんにはお帰りいただくことにしました。
右側に祀っていたおふだを真ん中にして、左側のおふだを右に、そして左には新しく東京の神社のおふだをお祀りします。
数年後、京都に帰ることになり、また伏見のお稲荷さんを祀りたい、という場合……
3社の中の1社に帰ってもらい、伏見のお稲荷さんのおふだをもらってきました。
この時、伏見のお稲荷さんは左側の位置になるのでしょうか……。
違う、ということはおわかりいただけるのではないかと思います。
伏見のお稲荷さんはその家に、もっと前に来たことがあります。
いくら空白の期間があっても、順番は、その家に来た順番なのです。
ですから、過去に神棚にいたことがあるのに、空白の期間があるからと、新入りの場所に置くのは違う、のです。
あ、でも、神社の窓口として祀る場合、左でも問題ありません。(ややこしいですね。窓口でいい場合は場所はこだわらなくてもいいのです。神様や眷属が来てくれている場合、位置は重要です)
おふだの波動は1年です。
おふだを神棚のお社の中に祀っていて、神様か眷属が来ていたら、波動が抜けたからといって、すぐに帰ったりはしません。
神様や眷属が来ていない場合、おふだは神社の窓口ですから、波動が消えれば窓口も閉じられます。
なので、神様や眷属が来ていることがはっきりわからないという時は、1年たったら新しいものに交換したほうがいいです。
1社造りのお社の場合、基本的には、中に祀るのは1枚のおふだです。
複数枚、重ねて入れていたら、その中のどれかの神社から神様か眷属が来たとしても……何枚も重ねているところには宿りづらいです。
場の波動がぐちゃぐちゃしていることもあって、居心地が悪いのです。
たぶん、帰られるように思います。
お社の中に何枚ものおふだを重ねていると、せっかくのお社なのに、窓口にもなりにくいため……非常にもったいないです。
重ねていると、おふだはお守りの強力バージョンになってしまうからです。
おふだをあちこちでもらってきて、たくさん持っている、でもお社の中にはすでにおふだが入っている、という場合、神棚の端っこに立てて置きます。
お社に入れないおふだはお守りの強力バージョンですから、中に入れなければ、重ねて置いても問題ないのです。
あ、それと、3社のお社を買われた方は、3社とも祀ることがおすすめです。
「1社は空けておいたほうがいい」と、私の本で読んだと書かれていた方がいらっしゃいましたが、それは私の本ではありません~。
せっかく3柱の神様を祀れるお社をお持ちですから、3柱祀ったほうがいいです。
1柱だけのお祀りに比べると、ご加護が3倍になるからです。
※台風が近づいていますが、皆様のお宅は大丈夫でしょうか。
我が家も直撃コースに入っているので、用心しています。
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