前回の記事に関して、驚くほどたくさんの質問が届きました。

 

そこで、もう少し詳しく書きたいと思います。

 

先にお断りをしておきますと、これは〝神棚のお社に入れる〟おふだのお話です。

 

お社に入れないおふだは関係ないのですが、おふだ立てに3枚立てているという、なんとなく神棚っぽい感じで置いているという場合も、この順番にしたほうがいいかもしれません。

 

例をあげて説明をしますね。

 

お正月に神棚を作って、3社用のお社を購入しました。

 

1月に近所の稲荷神社でおふだを買い、そのおふだを真ん中に祀ります。

 

3月に天満宮でおふだを買って、神棚に向かって、右側に入れます。

 

5月に伊勢神宮へ行き、おふだを買って、向かって左側に入れます。

 

これが正しい位置です。

 

そのまま1年が過ぎました。

 

翌年の1月に、稲荷神社のおふだを新しいものと交換する際に……

 

「この交換するおふだは、前年に買った天満宮と伊勢神宮のおふだよりも、あとから神棚に来ているのでは?」と思われる方がいらっしゃるようですが、そうではありません。

 

順番は、〝神様・眷属が〟その家に来た順なのです。

(すべてのおふだに神様が宿っている、と想像して下さいね)

 

最初に、おふだとともに、その家に来たのはお稲荷さんです。

 

お稲荷さんを神棚に祀り続けるのであれば、何度おふだを買い換えようとも、来ているお稲荷さんは変わることなく、神棚にいます。

 

つまり、祀り続ける限り、お稲荷さんは永遠に真ん中です。

 

先ほどのお話の続きです。

 

1年が過ぎて、翌年の1月にお稲荷さんのおふだを買い換えました。(真ん中に置きます)

 

3月は天満宮へ行くことができず、おふだは波動切れになりました。(位置はそのままです)

 

5月に伊勢神宮へ行って、おふだを買い換えました。(天満宮と入れ換えたりせず、同じ位置に置きます)

 

7月にやっと天満宮へ行って、おふだを買い換えました。(同じ位置に置きます)

 

どのおふだにも神様か眷属が来て宿っているとしたら、おふだの波動が切れても、帰らずにそこに宿っていますから、位置は変えません。

 

おふだが新しいとか、おふだの波動が切れたとか、おふだの状態で位置を決めてはいけない、ということが、これでおわかりになられたと思います。

 

あくまでも〝神様がその人のところに来た〟順番なのです。

 

ついでに言いますと、来てくれる神様や眷属のことを思えば、おふだよりもお鏡を置くことが望ましいです。

 

小さなお鏡をお社の〝中〟に入れると、神様はこちらに宿ります。

 

おふだよりもお鏡のほうが宿りやすく、居心地がいいからです。

 

位置のお話の別のパターンです。

 

神棚を作ったので、さっそくおふだを買いに行きました。

 

1日で3社をまわり、3枚のおふだを同時に家に持ち込んだ場合、同じ時間に家に来たのか言うと、そうではなく、こちらは買った順番になります。

 

「家に来た」というのは「物理的な家」に来たことを言っているのではなくて、〝その人のところ〟〝その家族のところ〟という意味です。

 

ですから、「おふだを買った」 = 「その人のところに来た」となるので、同じ日だったら買った順番です。

 

もしも……同じ神社で、メインの神様と、合祀されているサブの神様のおふだを買った場合、こちらは同時になりますから、この場合に限り、〝その神社での扱い〟が上の神様を「先に来た」位置に置きます。

 

もうひとつ、別のパターンです。

 

3社用のお社を買いました。

 

最初にもらってきたお稲荷さんのおふだを入れる時、他のところにおふだを入れる予定がありませんでした。

 

3社用だけど、お稲荷さんだけなので、どこでもいいかな、と左側に入れました。

 

それからしばらくして、天満宮でおふだをもらって来ました。

 

お稲荷さんは最初から左側にいます。

 

「ここがお稲荷さんの場所となっているのかな? 場所を変えたら悪いかな?」と思って、天満宮を真ん中に置きました……。

 

これはよくないです。

 

もしも、おふだにお稲荷さんが入っていたら、帰ってしまいます。

 

あ、でも、たとえ帰ってしまっても、おふだの波動がそれで消えることはありませんから、その神社の窓口であることに変わりはありません。

 

神様や眷属が実際に来ていたら、帰ってしまう……それだけです。

 

非常にもったいないのですが、叱られるとか、神棚がよくない感じになるとか、そういうことではありませんから、順番が違っていても問題ないと言えば、問題ないです。

 

「今から位置を直してもいいのでしょうか?」という質問には、

 

「もちろんです」とお答え致します。

 

神棚のおふだやお鏡は、正しい位置にあることが望ましいです。

 

 

 

 

 

 

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