先日、あまりにも肩が凝って、つらくて仕方がなかったので、マッサージに行きました。
うちから電車で30分、しかも乗り換えあり、やや遠めのところにあるマッサージ屋さんです。
その治療院は5つベッドがあって、まぁまぁ広めという印象でした。
お客さんは私しかいなかったので、のんびりと落ち着いた、そんな雰囲気でマッサージが始まりました。
揉んでいるのは、30代後半の女性です。
女性は一生懸命に、力を入れて揉んでくれるので、「あ~、いい感じ~」と、リラックスした心境になり……。
「極楽極楽」と思ったその時です。
うわっ! くっっっさぁーっ! Σ(-`Д´-;)
いきなりキョーレツな匂いが鼻を刺激しました。
「え! 屁? オナラなん?」と思っていると、もわわわ~ん、と激烈にくさい大量のガスが、私の顔のまわりに集まります。
マッサージ師の女性はひたすら知らん顔で揉んでいるのですが、卒倒しそうなくらい、くさいのです。
しかし、まさか「くさいです」と言うわけにもいかず……。
なるべく息をしないようにして我慢しました。
そうは言っても、くさいオナラはしばらくそこにあったので、何回か仕方なく吸いましたけど……。
と、この話を元夫にしゃべったら、「俺にもある!」と元夫が自分の体験を話し始めました。
元夫の勤務しているフロアは広く、部署単位で机が固められています。(島、というらしいです)
その日のその時間は、何人かが出かけていて、さらにトイレに行ってる人や、休憩しに行ってる人もいたため、庶務のお局(つぼね)さんと元夫の2人だけが、その島に残っていました。
2人はそれぞれパソコンに向かって仕事をしていたそうですが、いきなり、「ブリッ!」という大きな音が聞こえたそうです。
「あっ!」と、瞬時にオナラだと気づいた元夫は、お局さんに恥をかかせたら悪いと思い、「僕はパソコン作業に必死です。オナラには気づいていません!」という演技をした、と言います。
「どんな演技?」
マウスを動かす手の動きを止めない、視線を泳がせない、ということを集中してやったそうです。
「ふ~ん。それ、効果あったん?」
「どうやろな。お局さんな~、ブリッてやってから、カチャカチャカチャカチャ、思いっきり強くキーボードを叩いてはったわ」
「あ~、そこ、わかる~。オナラじゃないんですよ、さっきの音は、って、誤魔化したいんやろな~」
「匂いはせえへんかったけど、あれやな、本人、屁はスカすつもりやったんやろな」
「え? どういうこと? スカそうと思えばスカせるみたいな言い方やん?」
「スカそうと思えばスカせるやろ」
「そんなわけないやん。オナラは出してみるまで、音が出るかどうかはわからんやろ?」
「いや、スカそうと思えばスカせる。俺、よくスカしてるもん」
「えー! 違うと思う~。もしかしたら、お局さんもそう思ってて、失敗したんじゃない?」
「いや、屁はスカせる」
と、このあと、スカせるかどうか、を少し議論しました。
もちろん結論は出ませんでしたが……。
「お局さん、トイレまで行くん、面倒やったんやろなぁ。うちの島からはトイレが遠いねん」
「大変やねぇ、静かなオフィスで働くのは」
「俺かて、屁ぇ出そうな時、むちゃくちゃ苦労してるで」
「ふーん(←オナラの話題に飽きてきた私)」
「トイレまで走るようにして行くこともあるしな」
「へー」
「こないだなんか、トイレに行ったら先客がおってな」
「うん」
「個室の中から、バフッ! バフフッ! って、音がしてたわ」
「ほ~」
「みんな苦労してるねんで。ほんでな!(←こういう話になると、なぜか楽しそうな元夫)」
「はぁ……」
「これはまた違う日やねんけど、ブウッ! って感じで1発、強く出した人がおってな。そのあとで、ブフゥゥゥ~~~~~~~、と長~く出してたわ~。どんだけ我慢してたねん? って話やろ?」
このあとも延々と話していましたが、ここでバッサリ切ります。
オナラは難しいですね。
我慢に我慢を重ねていたら、逆流してお腹の中で、ブッ! と破裂したりもしますし……。
これが、もろオナラの音で、お尻から出していないのに白い目で見られたりして……。
ちょっと、識子さん、一体なんのお話? という感じになってきましたね。
いや、皆さん、オナラで苦労してるな~、と思ったという、そんなお話です~。
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