まずは、晴明さんの呪詛・悪念返しの砂の使い方について質問がありましたので、そちらを先に書きます。

 

・砂を撒く順番はどうなっていますか?

 

決まっていませんので、どこから撒いてもかまいません。

 

・階段はどこで撒けばいいのでしょうか?

 

階段もどこで撒いてもオーケーです。

 

階段が玄関にある、というお宅は、玄関と階段は同じ空間なので、玄関に撒けばそれで問題ないです。

 

その階段が途中から曲がっている、という場合は、そこから空間が別ですから、階段の上で撒いたほうがいいです。

 

要は、ひとつの空間で最低1回は撒く、ということです。

 

もしも、階段の入口にドアや扉がついていれば、別の空間になります。

 

1回も閉めたことがないという場合でも、閉めれば別の空間になるところは、別の空間だとお考え下さい。

 

・京都まで遠いので、失敗した時のために2つ買いました。2つ目の砂はいつまで使えますか?

 

一般的な有効期限と同じです。

 

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というわけで、そもそも神社仏閣で購入した清め塩、清め砂はいつまで使えるのか、というお話です。

 

これには波動の問題があります。

 

まず、お守りですが、半年程度で波動が抜けてしまいます。

 

おふだはもっと強力に波動が入っていますから、1年ほどもちます。

 

この2つは、神社仏閣で購入して、自分のものとなったところから、波動を放っています。

 

それでは清め塩・清め砂の場合は、どうなのでしょうか。

 

ここからが難しいところですが、清め塩・清め砂は、お守り・おふだとは、用途が違います。

 

この2つは、悪いものを〝祓う〟ためものです。

 

ですから、お守りやおふだのような、常時波動を放つもの、となっていないのです。

 

神仏がそのように設定をしています。

 

購入して自分のものとなった時点でも、家に持って帰っても、まだ波動は放っておりません。

 

「使おう!」と決めて、直接入っている〝ビニール袋〟を破った(開封した)ところで、波動を放ち始めるように設定されているのです。

 

 

 

 

 

波動を放ち始めるのは、紙袋ではなく、お塩が直接入っているビニール袋のほうです。

このようなビニール袋の場合は「開けたところから」波動が放出されます。

 

 

 

 

 

こちらは封を切ったところからになります。

 

 

 

 

 

この砂は、中のビニール袋と外側の紙袋が、一緒にホッチキスで閉じられていました。

紙袋を開封すると同時に中のビニールも開けてしまいます。

 

 

 

 

 

このように、上部が二重のままで折りたたまれて、ホッチキス止めしてあるものもあります。

ですから、初めて購入して中がよくわからない、というものは、使用するまでは、外側の紙袋も開けないほうがいいと思います。

 

 

 

 

 

繰り返しますが、「使おう」と決めて、お塩や砂が直接入っているビニール袋を破った(開封した)ところから、波動は放出されるわけです。

 

これはそのように神仏が……言葉は悪いのですが、術をかけたようなものだとお考え下さい。

 

お塩や砂が直接入っているビニール袋を開けると、まず、神仏の波動がバーンと強く放出されます。

 

最初の一撃で撃退するイメージです。

 

そこから、しばらくは逃げた悪いものが戻ってこないよう、万が一戻ってきてもやっつけられるよう、強く波動を放っています。

 

しかし、その後は急速に波動が消えていきます。

 

波動が消えるまでの期間は、神社仏閣での事前の祈祷具合(基本的には神前で祈祷をされてから授与所に並べられています)によって違います。

 

また、パワーを入れる神仏によっても違ってくるので、一概に、これだけの期間ということが言えないのです。

 

1週間程度で終了するものもあれば、1ヶ月以上、それよりもっと長くもつものもあります。

 

仮に、早めに波動が消えたとしても、そのまま置いておくことは、まったく問題ありません。

 

悪い物質に変わることはないからです。(清め塩を盛り塩にした場合を除きます)

 

開封して半分を使い、使っていない残り半分をぴっちり密閉して保管した場合はどうかと言いますと、

 

最初に入っていたビニール袋を〝開けたところから〟波動を放ち始めるので、使う・使わないに関係なく、波動は同じように消えていきます。

 

つまり、残り半分は使用していなくても有効期間は同じ、というわけです。

 

 

 

 

 

去年、検証してみたものがありますので、載せておきます。

やはり、どんなに密閉しても、〝波動〟ですから、関係ありませんでした。

少しは長くもつのかな? と思いましたが、そんなことはありません。

波動はどんどん放出されて消えていきます。

 

 

 

 

 

では、購入してから、一度も開封しなければ、永久に持つのかというと、こちらもそうではありません。

 

波動は消えていくものです。

 

お守りもおふだも、波動が消えてしまう前に交換したほうがいいですよ、とお伝えしてきました。

 

清め塩・清め砂に関しては、先ほども言いましたように、開封した時にパーッと放出するように設定されています。

 

それまでは放出しないように、となってはいるのですが、時間とともにどうしても波動は徐々に消えていきます。

 

そういうものだからです。

 

ですから、購入してすぐに使用するのと、2年間保管しておいて使用するのとでは、清めるパワーに差があります。

 

波動が強いままで使いたい、という方は、なるべく1年以内に使うのがベストです。

 

開封しなければ、3年が限界です。(こちらも一概に言えない部分がありますが、一般的には3年です)

 

それ以上の時間が経過したものは、清めるパワーがほとんど発揮されない、と考えたほうがいいと思います。

 

 

 

 

※今年も、「神仏のなみだ」のオビの違うバージョンが、しばらく書店に置いてもらえることになりました。

3月11日が近づくと書店では関連本のフェアをするお店があるそうで、その期間限定のオビです。

東北の神様方の深い慈悲のお心を、この本で知ってもらえたら嬉しいです。 

オビの写真は私が撮影したものです。

もしもお店で見かけましたら、どうぞお手に取ってご覧下さい~。

 

 

 

 

 

 

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