私がよく聞かれる質問に、「旅行や引っ越しなどで、方位を気にしていますか?」というものがあります。
「良くない方位は避けていますか?」ということも、たまに聞かれます。
方位・方角については、私は、まったく気にしていないです。
旅行は行きたい場所へ行き、引っ越しも良い物件を見つけたら、そこがどの方位にあたるのか、など考えずに、また調べたりもせずに引っ越しています。
引っ越しに関しては「物件」と「土地」が良いか悪いかは気にしますが、方位は〝私の考えでは〟問題にすることではないからです。
では、方位・方角には吉凶はないのか、と言いますと、東西南北という方角自体にはありません。
この方向に行けば宝くじが当たるとか、出世するとか、個人にとって運勢を上げる方角、
逆にそちらの方向に行けば運が落ちる、人生が悪い方向に傾くといった方角は存在しないのです。
しかし、〝その時〟限定で、そちらのほうへ行くと危ない、ということはあります。
「魔」の落とし穴が開いている場合です。
「魔」の落とし穴を避けたり、発見したりするツールはないそうなので、落ちないようにするには、神仏に深いご縁をもらっておくしか方法はありません。
あとは、守護霊と深く繋がっておく、です。
守護霊からの警告は、本人の心にソフトに働きかけるという……非常にわかりにくいものですから、通常は、自分の意思だと思ってしまい、気づかないことが多いです。
しかし、繋がりが強いと、守護霊は警告を警告として、本人の心に響かせることができます。
歩いている先に「魔」の落とし穴があったとして、
「理由はわからないけれど、急にこの道を歩きたくなくなった」とか、
「なんだか、これ以上進みたくない」とか、
不吉な予感、嫌な感情として、本人が警告を感じられるようにできるのです。
しかし、警告をしても、そのような小さな、不吉な予感みたいなものを気にしない性格の人もいます。
繋がり具合で、警告を警告として感じられない人もいます。
そういう時は、守護霊はなんとかして時間をずらすために、うまく本人の心に働きかけます。
たとえば、目の前にあるコンビニを見た時に「あ、そうだ、マスクを買っておこう。ついでにおトイレも貸してもらおう」と思うようにするとか、
カフェをちらっと見た時に、「コーヒーでも飲んで、ちょっと休憩しようかな~」と思うようにするとかです。
ここで難しいのは、本人の心に働きかけるため、自分の意思と区別がつきにくい、という点です。
自分の意思だと勘違いをすると、「お茶なんか飲んでるヒマはないから、やっぱりやめておこう」と思い直し、そのまま進んでしまいます。
そうなると、今度はご縁を下さっている神様仏様のどなたかが強引に止めてくれます。
いきなり下痢にさせてトイレに行かせるとか、そばにいる人に道を聞かせ説明をさせるとか、スマホを落としてヒビを入れ、それを確認させるとか、なんらかの方法で助けてくれるのです。(力があるご先祖様、というパターンもあります)
ですから、神様仏様を心から信じ、信仰しているという人は、「魔」の落とし穴に落ちることはほとんどないと言えます。
「魔」の落とし穴はそんなに長い時間、存在するものではありませんし、その時のその穴に、落ちるか落ちないのかは人によります。
これは霊格が高い人は落ちない、霊格が低いと落ちるという意味ではなくて、その時の、その人の体調や波動……というか、波長の調子、などが関係してきます。
というわけで、「魔」の落とし穴以外は、方位に影響されることはなく、その恐ろしい落とし穴も神仏や守護霊がうまく避けてくれるため、
私は方位に関してはまったく何も考えずに、自由に行動をし、生活をしています。
※「魔」の落とし穴については、『京都でひっそりスピリチュアル』に、城南宮の神様から聞いた詳細を載せています。
『神社仏閣 パワースポットで神さまとコンタクトしてきました』には、私が実際に空海さんに救ってもらったお話を書いています。
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