16日から昨日までの3日間、取材に行っていました。

 

いつものように早朝から夕方まで、分刻みであちこちに、ハードに動いたのですが……。

 

最終日の昨日は見事に参拝した5社が「う~ん」という結果でした。

 

あるんですね、こういうことが。

 

山の奥深いところも行きましたし、高速を飛ばして遠くまで行ったりもしたのですが、残念でした。

 

神社仏閣は行ってみなければわからない、というのが難しいところです。あせる

 

前回のお話のあとでいくつか質問が届きました。

 

「喪」の日数については、あちこちに書いているので、しつこく書くのもどうかな~と遠慮していたのですが、探すのが大変だということで、書いておきます。

 

あ、そうだ、こちらもしつこくてすみませんあせるあせる が、一応、書いておかなければいけないので失礼します。

 

今から書くことは、神道の考え方とは異なっています。

 

個人的見解であることをご理解いただいた上でお読みくださいますようお願い申し上げます。

 

神社に参拝をしない、神棚に目隠しをする「喪」の期間ですが、一番長いのが49日です。

 

49日となるのは、両親、子ども、配偶者、神棚があるその家に住んでいる人(たとえ他人でも)、です。

 

神棚の家に住む人と、1親等です。

 

ただ、1親等でも、子どもの配偶者(私の場合は息子のお嫁さんですね)だけは、離れて暮らしていれば、7日です。

 

血のつながりがないからです。

 

どんなに悲しくてつらくても、その悲しみの深さと日数は関係がなく……血縁関係かどうかだけが日数に影響してきます。

 

33日となるのは、その家に住んでいない、〝血のつながりがある〟親族です。

 

こちらに関して、「それはいったい、何親等までなのでしょう?」という質問がありました。

 

4親等までです。

 

いとこ、大おじ・大おば、姪や甥の子どもまで、となります。

 

いくら4親等でも、血がつながっていない場合は、7日です。

 

この7日は一般的な「喪」となっていて、友人や知人、ご近所さんの「お葬式」に参列した場合などもこれにあたります。

(死の穢れに接することでつく「喪」です)

 

神様によっては、また、シチュエーション次第では、7日も控えなくていい場合もあるのですが、どの神様がどのシチュエーションだったら何日、というふうに細かく書くのが難しいです。

 

一般的に7日控えれば失礼にはなりませんから、安心して参拝ができるのは7日である、とお伝えしておきます。

 

会社関係の葬儀に行かれた場合なども、この7日となります。

 

血がつながった親戚だけれど、葬儀に参列しない……この場合は、ご遺体に接していないため、「仏教方式の数え方」となります。

 

仏教の数え方で数えて、33日間、参拝は控えます。

 

要は、ご遺体に接した日は穢れとなるのでカウントしない、と覚えておかれるといいです。

 

葬儀に参列をしても、棺の窓からお顔を見ていなければ、ご遺体に接していないことになるのでは? と思われた方がいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。

 

葬儀会場に、棺に入れられたご遺体があって、その葬儀に参列した、となれば、接したことになるのです。

 

では、棺がない、火葬後のお別れ会だったらどうかと言いますと……。

 

火葬後のお別れ会だと、お別れ会の会場にご遺体はありません。

 

ですから、この場合は「法要」に参列した時と同じになります。(友人とか知人とか、血のつながりがない人です)

 

お別れ会が、〝仏教方式で数えた49日〟の前であれば、参列した当日だけは、神社の参拝を控えます。

 

神棚の目隠しも、〝お別れ会に行く前に〟半紙で覆っておき、翌日には取っても構いません。

 

1日だけでオーケーです。

 

〝仏教方式で数えた49日〟を過ぎたお別れ会だったら、参列したその足で神社を参拝してもまったく問題ないです。

 

神棚の目隠しも不要です。

 

血のつながりがある人のお別れ会は、ご遺体に接しないため、「葬儀に参列しない」場合と同じです。

 

仏教方式で亡くなった日から数えて33日間、参拝を遠慮します。(その33日間のどこかでお別れ会がある、ということになります)

 

神棚の目隠しですが、半紙で覆う時〝だけ〟お社の扉をしっかり閉めます。

 

忌明けになれば、また24時間ずっと、少し(1~2センチ)開けておきます。

 

知らずに扉を開けたまま半紙を貼ってしまいました、という場合、「忌明けになったら中のおふだは交換したほうがいいのでしょうか?」という質問もいただきました。

 

おふだが「神社の窓口」となっている神棚は、そのままでも悪くはありません。

 

しかし、もしかしたら、眷属が見回りに来てるかも? というお宅だったら、できれば替えたほうがいいです。

 

神様が宿っているおふだなら、こちらは交換が必須です。

 

どちらかわからない、という場合は、交換しておくほうが安心できますから、交換をおすすめ致します。

 

年末年始に「喪」が重なったら、しめ縄の交換や、年末の神棚のお掃除は忌明けになってからします。

 

「喪」がついた手で、神聖な神棚をさわらないため、です。

 

【追記】

半紙で目隠しをする時に、お社の扉を〝閉めていれば〟おふだの交換は必要ありません~。

神様が宿っているおふだでも、扉さえ閉めていたら問題ないです。

交換が必須なのは、扉を開けたまま半紙で目隠しをした神様が宿っているおふだ、です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大変申し訳ございませんが、質問が非常に多く届いておりまして、お答えするのは、いつになるかわからない状態です。

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