古代の王様は、私が見た感じでは、人徳があり、頭脳も腕力も優れていて、性格も穏やかそうでした。
そのうえさらに、霊能力もあったのだろう、と思いました。
ハワイにたどり着いたのが、霊的に発達したグループの人だということは、その子孫である王様にもその力があったはず、と思ったのです。
しかし、王様の答えは意外にも「ノー」でした。
王様によると、古代文明大陸には実は秘密があったそうです。
大陸が特別だったらしいです。
というのは、古代文明大陸のその地下には……とても大きくて巨大な力を持った、天然鉱物があったと言うのです。
ものすごく大きな宝石があった、と言ったほうがわかりやすいでしょうか。
そのパワーをうまく利用することで、霊的な進化をとげたらしいです。
ハワイの土地の下にはその鉱物がない、と言っていました。
ですから、ハワイでは霊的なことに理解がある人がみんな、わかるわけではないとのことです。
つまり……古代の人は、鉱物をうまく利用するやり方を知っていたのですね。
非常に興味深いです。
古代大陸の生き残りの人たちがここにたどり着いた時に、ペレさんはいたのでしょうか? ということも聞いてみました。
「いた」と王様は言います。
ペレさんは大陸が沈んですぐに、ハワイに来たらしいです。
生き残りの人たちがハワイに着いたら、そこにペレさんがいて、ハワイ島のこの場所(ワイピオ渓谷)に導いてくれたということです。
ワイピオの海岸では海の神様ともしっかり繋がることができます。
目の前に広がっている太平洋の向こう(の空間)には、さらにもっと格上の神様の存在まで見えました。
すごい場所なのです。
海岸で島のほうを振り返れば、ペレさんが見えます。
呼べば、古代の王様も気さくに出てきますし、あの雄大な滝への小道には小人の精霊がいました。
聖地と言われるのも納得です。
私がワイピオ渓谷のパワーを実感したのは、訪れた翌日でした。
ワイピオ渓谷を訪れた日の、私の1日はとてもハードでした。
午前中に結構長い時間の乗馬をしています。
足に力を入れて鐙(あぶみ)を前方に固定しておかなければいけなかったし、太ももにも力を入れて、姿勢を保たなければいけませんでした。
初めて使う筋肉もあったと思います。
それからあの、急な坂道を下っていき、谷底を歩き回り、さらに坂道をヒーヒー言いながら登りました。
登りきった時は足がガクガクだったので、そこからヒロ(ホテルがあった町です)まで運転できるのだろうか、と本気で不安になったくらいです。
ホテルに到着した時は、珍しく足がこわばっていましたから、「絶対に筋肉痛になるだろうな」と思っていたのですが……翌日、まったくなんともなかったのです!
疲れも一切なく、スッキリ爽やかに目覚めました。
ワイピオ渓谷のパワーに驚きました。
そして、このパワーの恩恵はしばらく持続しました。
私は帰国してからも、結構無理を重ねましたが、疲れ知らずで元気いっぱいだったのです。
渓谷を歩き回った時に足の裏から、また、海岸では地面に長く座っていたので、その時にお尻から、大地のパワーをもらっていたのですね。
ハワイ島は聖なる島です。
神々が集まる波動の高い場所です。
ヒロの海岸に寝転んでいたら上空を鳳凰が飛んでいましたから、きっと太平洋のエネルギーの神様のところから飛んで来たのだと思います。
私は過去にオアフ島にも行ったことがありますが、同じハワイでも島によって全然違うのですね。
次回がもしあるとすれば、また別の島に行ってみたいと思います。
ただ……海外に個人旅行で行くと……それもたった1人だったら、ホテルの宿泊費がすごく高いのです。
ツインかダブルの「お部屋の代金」を払うため、2人分払うようなものなのです。 そして、特にハワイ島は高かったですぅ~。
でも、南の島シリーズはライフワークにしたいと思っているので、また頑張ってどこかへ行って、いろいろと聞いて、研究を続けたいと思っています。
※古代文明の年代は、古代ローマとか、古代ギリシャ、古代エジプトなどの時期よりも、はるかに前です。超古代です。私の研究は始まったばかりですので、それがいつ、ということは、今はまだ明言ができません。次回、どこかに行って確認したいと思っています。
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