神社、小さなお社、自宅の神棚、などの〝神様〟へのお供え物についてです。
美味しいものを神様に召し上がってもらいたい♪
神様に喜んでいただけたら嬉しい♪
という気持ちで、お供え物をされていると思います。
神様も眷属も、お供え物をしたいと思うその信仰心と誠意をとても喜んでくれますし、もちろん、お供え物そのものも嬉しく思ってくれます。
小さなお社などの眷属は、本当にすごく喜んでくれます。
せっかくお供え物をするのですから、間違えてしまって、神様を「…………」と困らせたくないところです。
ご存知の方も多いと思いますが、神様にお供えをしてはいけないものは、哺乳類です。
ニワトリなどの鳥類までは大丈夫なので、足が2本まではオーケーです。
しかし、足が4本になるとダメなので、牛肉や豚肉、馬とかイノシシとか鹿など、そのへんのものはすべてNGです。
神様はそれらのものがものすごく苦手ですから、スッとその場から移動して去ってしまいます。(お供え物を下げるまでの間です)
目の前に置かれること自体、嫌がられるのです。
では、牛肉や豚肉などの〝肉〟さえ避ければいいのかというと、そうではなくて、牛乳やラードなどの肉以外のものも同様に苦手です。
ですから、クッキーに牛乳やバターが入っていたら、お供えはやめておきます。
ちょっと入っているだけだし、焼いているからいいのでは? というのは、3次元世界に住む人間の考えで、わずかでも入っていたら、その成分が影響をするのですね。
たとえて言えば、生臭〜い、動物の内臓を置かれることと変わらない感じですから、きつい言い方をすれば……失礼にあたります。
あ、でも、過去に知らずにお供えをしてしまった場合は、知らなかったので悪気はありませんし、仕方がないことですから、気にしなくても大丈夫です。
それで叱られることはありませんし、神様や眷属の心証が悪くなっていることもないです。
わざとではないことは神様も眷属もご存知だからです。
バターやチーズなどの乳製品、それらが入ったスイーツ、ラーメンを神棚にお供えする人はいないと思いますが、とんこつスープなども控えます。
同じクッキーでも、小麦粉と砂糖と卵だけだったら大丈夫です。
喜んでもらえます。
なので、お菓子は和菓子系にすると失敗がありません。
せっかくの神様へのプレゼント(お供え物)ですから、
「あ! それをお供えするのか~。う〜ん、困ったのー、苦手なんだが……」
「しかし、知らぬことは仕方ない、ちょっと席をはずそう」
と、神様に気を使わせるのは本意ではないと思います。
そこはやっぱり「お供え物をしてくれるのか、やれ嬉しや」と、喜んでもらいたいわけで、そのために知っておかれたほうがよいことになります。
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