私は海外に出かける時、必ず神様に一緒について行ってもらっています。
というのは、海外でも神仏の声を聞くためには1人きりで出かけなければならず、航空券もホテルもレンタカーも個人で予約をするという、完全に個人旅行の旅なのです。
神様の守りがない状態で行くのは怖いです。
一昨年セドナに行った時は、熊野まで同行をお願いに行き、熊野本宮大社、飛瀧神社、玉置神社の神様と眷属について行ってもらいました。
現在は関東在住なので、熊野まで遠くて行くことができません。
そこで、今年の海外旅行は、取材で一度訪れたことがある大山阿夫利神社にお願いに行きました。
1回目は、フランス・モロッコ同行のお願いです。
この時は元夫も一緒だったため、神様や眷属とお話はできませんでした。
本殿でご挨拶とお願いをし、授与所でお守りを2つ購入しました。(一緒に行ってもらう大山阿夫利神社の眷属用と、時々うちに来てくれるお稲荷さん用です)
その2つを胸ポケットに入れて、山を登りました。
元夫がしゃべりまくるので少しの時間、1人にしてもらったものの、誰かが一緒だと神様とはコンタクトができませんから、旅行の不安を一方的にお話しました。
すると、山頂から巨大な体をした大天狗がスッと降りてきて、私の前に立ちます。
じーっと私を見つめたかと思うと、また山頂へと戻って行きました。
へぇ~! この山にはあんなに大きな大天狗さんがいたんだ~、と驚きました。
神格の高さからして、一の眷属だと思います。
旅行にはこの大天狗さんが一緒に行ってくれました。
時々うちに遊びに来るお稲荷さんも、お稲荷さんの眷属を従えて一緒に行ってくれたので、意外とにぎやかに守ってもらえた旅行となりました。
フランス・モロッコから無事に帰国し、次に行ったのは、セドナ・ハワイ島です。
フランス・モロッコのお礼と、次回同行のお願いも兼ねて、ふたたび大山阿夫利神社へ行きました。
この時は私1人で、電車とバスを乗り継いで出かけたのですが、お天気が下り坂で雨が降りそうでした。
「雨が降るとイヤだなー」と空を見上げると、青い龍がゆったりと泳いでいます。
そこで、青龍さんに雨を止めてもらえないかとお願いをしてみました。
青龍さんは、優雅にのんびり泳いでいたところにいきなりお願いをされたので「えっ?」という感じで、私をまじまじと見ていましたが、雨を止め、さらに晴れにしてくれました。
境内手前の石段を登り、拝殿が見えたところで、神様と大天狗さんが山からしゅ~っと降りて来て「おお、また来たか」と参拝を喜んでくれます。
ご挨拶をしてから、同行用に新しいお守りを2つ購入すると、「前回から2ヶ月しか経っていないので、新しいものは買わなくてもよい」と言われました。
お守りの波動は半年持つので、その間は、何回でも宿れるから大丈夫、と言うのですが、私としてはピカピカの新しいものに気持ちよく入っていただきたいです。
1回同行をお願いしたお守りは結構汚れていますし、よれよれになっていたので、それにもう1回入っていただく、というのは抵抗がありました。
神様のほうは「かまわない」と言っていましたから、大山阿夫利の神様・眷属は、波動がある間は、無理して新しくしなくてもいいみたいです。
この日は大天狗さんと一緒に山を登ったので、フランスでのお礼を改めて言い、次はキラウエア火山が噴火しているハワイ島に行くので、無事に帰国できるようお願いをしました。
すると、大天狗さんが「あの稲荷も一緒に行くのか?」と聞きます。
「はい、たぶん行ってくれるのではないか……と思っています」
「あの稲荷たちはよく働くぞ」
大天狗さんが言うには、神様であるお稲荷さんについている眷属が、こまごまと実によく働くそうです。
あちこちに飛んで行って準備をしたり、いろいろと整えたり、テキパキと動いている、と言っていました。
そこでふと疑問に思ったので、
「お稲荷さんの眷属は、大天狗さんの言うことも聞くのですか?」と質問をすると、大天狗さんの指示も「聞く」とのことでした。
本当にすごく働くそうです。
たしか、高野山の嶽弁天の神様もそのようなことを言ってたなぁ、と思い出しました。
空海さんについていたお稲荷さんがとても働き者だった、と……。
「そうだったんですね……。お稲荷さんほど働いてくれる神様はいないのに、祟るとか、恐ろしいとかいう噂があったりして……なんだか、お気の毒に思います……」
と、大天狗さん相手にちょっと愚痴ってしまいました。
大天狗さんは、「お前についている稲荷たちは楽しんで働いているから、恩に着たり、気を使わなくてもいいぞ」と教えてくれます。
私があちこちの神社仏閣や、パワースポット、海外など、いろんなところに行くので守りがいがあると言ってくれているそうです。
それは一般的な修行とは種類が少し違うらしく、楽しんでいるとのことで、そう言ってもらえることにホッとしました。
そのような会話をしつつ、かなり高いところまで登ったのですが、この時は文庫本加筆の締め切りが迫っていました。
どうしても山頂まで行く時間がなくて、ここで戻ります、と下山をしました。
境内に戻って、そこから石段を降りながら周囲の写真を撮っていたら、大天狗さんが、
「もうすぐケーブルカーが出るぞ」と言います。
「え!」とスマホを見たら3分前! です。
ひー! 待ってぇー! 乗るからー! それに乗らないと20分待ちになるぅ〜、と必死で走って間に合いました。
しばらく、ひーひーぜーぜー言いました。
ケーブルカーを降りて、そこからバス停までがまた遠いです。
おみやげ物屋さんをあれこれのぞいて、チンタラ歩いていたら、
「バスが出るぞ」と、教えてくれました。
ひゃー! 待って待ってー! バス、まだ出ないで~! と、またしても、ぎゃーぎゃー言いつつバタバタ走って、ギリギリセーフ、でした。
大山阿夫利神社の神様はとても優しくて素敵な神様です。
眷属である大天狗さんもこのようにすごく面倒見がいいです。
今のところ、私の関東での山岳系神様は大山阿夫利神社で、しばらくはお世話になると思います。
※大山阿夫利神社の神様のお話は『神さまと繋がる神社仏閣めぐり』という本に、
お出かけの際に神様か眷属に同行していただく方法は『「山の神様」からこっそりうかがった 「幸運」を呼び込むツボ』という本に詳しく書いております。
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