おみくじを引いたら、「凶」だったとか、厳しい内容が書かれていた、ということがたまにあると思います。
そのようなおみくじでも、中の文章をよく読めば、神様からのお言葉、アドバイスがどこかに書かれていたりします。
恋愛に悩んで引いたおみくじでも、そのお言葉は「商売」の欄に書かれているかもしれません。
転居を迷って引いたおみくじでも、答えは「転居」の欄ではなくて、「健康」の欄だったりしますから、よーく読むことが大切です。
慣れてくると、「神様のメッセージは、ここだ!」とわかるようになります。
歓迎の意味の大吉とか、励ましの大吉、などもありますが、その時の運勢を示すだけのメッセージ性のないおみくじもあります。
「凶」を引いたら、「運勢がくだり坂なので気をつけなさい」という時もあるのです。(そのようなおみくじはよく読んでもアドバイスがわからないと思います)
「きゃ~! くだり坂の運勢なんて、いりません~」という方は、神社の所定の場所に結んで帰るといいです。
「神様、この運勢は、いらないです、引き取って下さい」と言いながら。
そうすると神様が引き取ってくれます。
恋愛がうまくいきますように、と願掛けをして引いたおみくじに「恋愛 叶わず」と書かれていた……となると、もうショックで、他のところのメッセージに気づく余裕がありません、という方もいらっしゃると思います。
そのような時も、「こんな運勢いらないです~ 」となりますよね。
そしたら、結んで帰ればいいのです。
「神様、この運勢いりませんので、どうか引き取って下さい」と。
さて、そこで……。
神様によくない運勢を引き取ってもらったあとの自分の運勢って、一体どうなっているのかな? と知りたい気持ちが出てくるのではないでしょうか。
実は、ですね、この場合に限り、もう1回引いてもいいそうです。(神様に確認済みです)
引き取ってもらったあと、自分の運がどうなっているのかを知るために、もう1回だけおみくじを引くのはかまわない、と教えてもらいました。
このお話を聞いた私は、その後、何回か違う神社で検証をしてみました。
まず、教えてもらった神社でのことですが、最初に引いたおみくじは凶でした。
「おみくじ帳に貼ろーっと」と考えて引いたのですが、この時は運の低迷期だったのです。
「こういう時はやっぱりちゃんと凶を引くんだな~」と思いつつも、「神様、この運勢、いらないです~」と引き取ってもらうことにしたのです。
2回目に引いたおみくじは吉で、かなり良い内容になっていました。
別の神社の「凶」では、2回目は1回目より若干良くなった程度で、引き取ってもらっても運勢がほとんど上昇しない時もあるのだ、と悟りました。
運の低迷期だったら、これはもう仕方ないです。
このように引いたおみくじが落ち込む内容だったり、自分によくない暗示をかけてしまいそう……という場合は、神様に引き取っていただいて、「引き取ったあとの運勢を教えてください」ということで、2回目を引かせていただくといいです。
実は……。
良くない内容のおみくじを引いたら、それは厄落としのチャンス! なのです。
その時の低迷した運の部分を神様に少し引き取ってもらって、その分、運気をアップさせてもらえるわけです。
そう考えると、「凶」は逆に「良い」おみくじなのかもしれません。
1日にいくつもの神社を巡る場合、あっちでもこっちでもおみくじを引く、それを読み比べる、ということは、あまり良いとはいえない行為ですので、どこかひとつに決めて引くことをおすすめします。
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