フランスの「サン=ヴァンサン=ド=ポール教会(Église Saint Vincent de Paul)」です。
パリにもあるようですが、というか、パリのほうは有名だと思いますが、ブロワという都市の、「ブロワ城」のすぐ近くにもありました。
場所がわかりやすいようにグーグルマップをお借りしています。
赤い印のところです。
この教会はガイドブックに載っていないのか、観光客がまったくいなくて、地元の方のための素朴な教会という雰囲気でした。
車を停めた駐車場から、ブロワ城へ歩いて行く途中にあったので、ちょっとお邪魔させてもらいました。
入った時の内部はこのような感じです。 ↓
先にキリストにご挨拶をして、それから写真撮影をしようと思ったため、実は最初の写真がありません。
ということで、これはあとから撮った写真です。
祭壇の前に、何か……荷物が置いてあります。
近づいてみてビックリ! です。
高齢の女性がいました。
欧米の人には珍しい正座で、一心にお祈りをされているのです。
長いこと、この姿勢のままでした。
私も椅子に座って少し祈らせてもらいましたが、邪魔をしては悪いかな、と思い、そ~っと後ろに下がりました。
で、教会内を見せていただきました。
祭壇に向かって左側です。
こちらが右側です。
で、ここで1枚目に載せている写真を撮りました。
高齢の女性は、同じポーズのままでまだ祈っておられます。
天井も美しいです。
なんだかとてもあたたかい教会なのです。
キリスト像もあります。
「あれ? まだ、あのままの姿勢?」
ここまで、ゆっくり時間をかけて内部を見せてもらっていたので、かなりの時間が経過しているはずです。
「え? おばあさん、大丈夫なん?」
も、もしかしてっ! 倒れてるかも!? と思った私は、急いで祭壇の前まで行きました。
そばに行くと、高齢の女性は何かの紙を広げて、それを見ながら、お祈りを続けておられました。
「あぁ~、よかった、ご無事で」
これ以上いたら神聖なお祈りを邪魔しているようで、なんだか申し訳ない、と思ったので失礼することにしました。
欧米でも正座をして、丁寧にお祈りする方がいらっしゃるのだな、と知りました。
神様に対する敬虔なお気持ちが美しかったです。
神様をピュアに愛するその姿は、神様の目には、無垢な子供のように見えているのだろうな、とも思いました。
崇高なお姿を拝見させてもらえて、とても感動をしたワンシーンでした。
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