前回の更新後、ご家族や親戚を自殺で亡くされた方から、多くのメッセージが届きました。

 

そこには、亡くなったあとのことをとても心配されているお気持ちや、深い愛情が綴られていて、残されたご家族の悲しみを思いました。

 

みずから命を絶たれた方が意外と多いことにも衝撃を受けました。

 

そこで、今日はいただいた質問を中心に、もうちょっと具体的に書くことにしました。

 

まずは、叔父だったり叔母だったり、親族なのだけれど、亡くなった詳しい場所がわからない、だからお話をしに行けない(死んだことを諭してあげられない)、この場合、写経だけしても供養になるのでしょうか? という質問です。

 

同じような質問で、場所が……たとえばホテルのような、気軽にお話をしに行くことが難しい場合はどうしたらいいのでしょうか? というものもありました。

 

前回の記事に書いた男性のように、自殺をして〝まだそんなに時間が経っていない〟人は、死んだことに気づかず、自殺を繰り返していることがあります。

 

この段階の人だったら、現場に行って、諭すことによって、「え? 俺、死んでるの?」「もう飛び降りなくていいの?」と気づかせてあげることができます。

 

自分で気づくには、かなりの時間を要しますから、そこの時間短縮になるわけです。

 

よって、その分、成仏が早まります。

 

効果が大きいです。

 

誰にも教えてもらえない、という人は、長い時間がかかりますが、時が経過していくにつれて、自分で少しずつ気づいていきます。

 

あれ? もしかして、俺ってもう死んでる? と。

 

どんなに暗いところに落ちた人でも、いつかは必ず、死んでいるという事実に気づきます。

 

そして、そこから……また長い時間がかかるのですが、成仏に向かって歩み始めます。

 

たとえ天涯孤独の身で供養を誰にもしてもらえなくても、最終的には自力で気づいて、自力で成仏できるというわけです。

 

ただし、サポートがまったくなければ、本人だけの努力になりますので、とても苦労しますし、苦しみますし、とらわれから解放されるまで時間もかかります。

 

正直言って、かなりしんどいです。

 

ですので、少しでも力になって助けてあげましょう、ということで、写経をおすすめしています。

 

そこで、さきほどの質問です。

 

諭しに行けない場合は、これはもう仕方がありませんから、本人に自力で気づいてもらいます。

 

何回も自殺を繰り返しているうちに、「あれれ?」「なにか変だぞ?」と気づきますから、そこはご本人に頑張ってもらうしかありません。

 

しかし、その間も、せっせと写経でサポートをしてあげれば、その作用で〝気づき〟が早まります。

 

平均より断然早くなります。

 

写経パワーが亡くなった人の波動を少しずつ上げてくれるからです。

 

ですから、供養は供養で続けられるといいです。

 

古い知り合いで、自殺をしたことは知っているけれど、名前を覚えていない……という、名前がわからない場合の写経についてのご質問もありました。

 

この場合、〝為〟の狭いスペースにごちゃごちゃと説明が書けないと思います。

 

お寺で写経をしている方はその場で、

自宅で写経をしてお寺に持参する方は写経を奉納する際に、その故人のことを仏様に説明します。

 

いろいろなことを思い出して、多くの情報を仏様にお渡しすると、どなたの為なのかがわかってもらえます。

 

ちなみに、供養をするための写経は、仏様に奉納しなければ届きませんので、ご注意下さい。

 

知人の娘さんが自宅のお部屋で自殺をして、その知人に供養の仕方を伝えたいとのことで、質問をいただきました。

 

自宅の場合、お水はコップに入れて写真の前でもどこでも、お供え状態にしておけば飲んでくれます。

(お供え状態とは、家族が食事に使うテーブルの上に人間が飲むように置くのではなく、「はい、どうぞ、どなたか飲んで下さいね」と、特別に台の上に置いたりすることです)

 

おにぎりはお皿に載せて、同じくお供え状態で置けば、食べています。

 

お水やおにぎりは夜にお供えするほうが本人が食べやすいです。

 

食べ終えたものは、翌朝に捨てます。

 

え? 捨てるの? と思われた方がいらっしゃるかもしれませんが、成仏していない幽霊は、一律に波動が低いです。

 

性格だの生前の行ないだの、そういったことに関係なく、どんなにいい人でもどんなに生前に優しかった人でも、幽霊という存在は物理的に全員の波動が低いのです。

 

それは、身内であり、こちらに愛情を持っている自分の子どもでも親でもそうです。

 

波動が低い幽霊が口をつけたものは、波動が低くなります。

 

生きている人間がそれを食べると体調が徐々に悪くなっていきます。

 

もったいないからといって、絶対に食べてはいけません。

 

大きなおにぎりにしてしまうと、捨てるときに心が痛む……のでしたら、こぶりのおにぎりにするといいです。

 

ちなみに捨てるのは普通のゴミとして、で問題ありません。

 

その他の質問で多かったのが、「事故死などをした場合のお花はどうなのでしょうか?」でした。

 

事故死も、あまりにも突然すぎるため、自覚することが難しいパターンです。

 

また、事故現場で亡くなった人は、連れて帰らなければいけないケースがあったりもします。

 

そのへんのことに関しては『神様アンテナを磨く方法』という本に、「迎えに行くことの大切さ」というタイトルで詳しく書きました。

 

書籍の内容は、いくら著者でも勝手にブログに転載することができないため、申し訳ございませんが、こちらは本にてご確認下さいますようお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

大変申し訳ございませんが、質問が非常に多く届いておりまして、お答えするのは、いつになるかわからない状態です。

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